金融機関の巨額のシステム投資は誰のため | 資産運用倶楽部

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金融機関のシステム投資は巨額である。

維持費だけでも巨額だが新たなシステム

構築となるとさらに巨額。これらの投資

により客は恩恵があるのだろうか。

勘定系、情報系、対外系と基幹となる

システムは昔から変わらない。何度再構築

しても8割以上の処理は変わらないのだ。

ホスト中心からサーバー中心になっても

客からすればなんら変わらないのだ。

大半の店舗の営業時間は9時から15時

で土日は休み。利便性は何も向上していな

いのである。ATM利用者も一定の預金や

取引状況により無料になるものの、大半の

預金者は利用料を支払っていることだろう。

ネットによる取引はかなり普及している

ものの高齢者は利用しない。高齢者から

すれば昔と何もかわらないのだ。

システム更改による恩恵は客ではなく

ハードメーカーとシステム開発会社な

のである。