川崎地下街アゼリアがリニューアル。
好調なラゾーナに対抗するためか?
アゼリアは駅前の地下街だ。駅に直結し
ているラゾーナへの流れを変えることは
不可能だ。川崎は、駅から数百メートル
離れたら客は来ない。さいか屋は閉鎖し、
規模を大幅に縮小した店舗を近くの日航ホ
テル三階にオープンした。
駅近くには三菱地所の川崎ルフロンがある
が、中核店舗はヨドバシと丸井、さらに
専門店等があるが、三井のラゾーナ、三菱
のルフロンは三井圧勝状態にある。
駅ビルであるアトレは駅直結であるが規模
が利便性が中途半端であるためか、
集客力があるとは言えない。
いま、川崎では駅ナカの充実を目的に工事
をしており、駅利用者がラゾーナへ流れる
ことから、駅ナカでの消費拡大を図る戦略
だろう。地域住民にはメリットはないが、
駅利用者にとって駅ナカは最高の利便性で
ある。規模は小さいが駅ナカの店舗が
注目される。
リニューアルしたアゼリアだが、客の
流れを大きく変えることは難しい。
リニューアルより客が求めていることを
分析すべきであろう。