成長ペースは鈍化しているものの、生産拠点として地理的に魅力な南アフリカだが、高い失業率にある。
黒人の人件費上昇から、自国の黒人を雇用せず
周辺諸国の黒人を低賃金で雇用しているためだ。
黒人の地位は向上したものの、同時に賃金の上昇を招いたことから、自国の黒人の雇用を抑える動きが拡大した。
地理的に好条件にあるため、大手自動車メーカーをはじめとする製造業の輸出拠点となっているのだ。
南アフリカは、将来アフリカ全体を牽引する
ことになるため、外資の進出は続くが高い失業率が改善されなければ、南アフリカの将来はない。黒人の失業者は犯罪に走る者も少なくないため、殺人事件の発生件数は世界トップレベルにあるのだ。
新興国と言えども、人件費の重荷から外資の進出が鈍化する傾向にある。