金は1626ドルまで上昇金は大幅な上昇となった。米国の景気拡大に陰りが見えてきたことで、金融緩和期待から金が買われたのだ。QE3を期待するには時期尚早と言えるが、ユーロ圏の失業率上昇と経済成長の鈍化、中国経済の成長鈍化から、米国の輸出関連の先行き業績下振れ懸念が高まりつつあるのも事実だ。投機筋はQE3を見越して動きにでたようだ。ユーロ圏の財政赤字問題、米国の金融緩和となれば、円独歩高の構図となる。円は当面高止まり、もしくは、高くなることになる。