TPPとISD条項TPPにはISD条項があるので参加すべきではないと言われているが、TPPとISD条項は切り離して考える必要がある。ISD条項は取引や契約上トラブルが生じた際に、国際的な第三者機関による仲裁を取り決めたものである。その結果、国内法を超越することもある。その点が誤解を招いているようだ。TPPの取り決めが、国内法全てに優先することを意味したものではない。むしろ、TPPにはISD条項を設ける必要があると言えるのだ。