赤坂のおしゃれな店、GRAFFITIでのなつしさんのライブに行きました。

一部は、なつしさんの歌とギター、パーカッションの島田さんのステージ。シンプルなのに厚みのある音で

すごい。

次にミナクマリさんのシタールとインドのたいこ(すみませんなんていう名前かわすれちゃいました、ちかとかそんな名前でしたっけ?)で幻想的な世界につれていってもらいました。たいこは、大きいのとちいさいのと4つあってそれぞれにはっきり音程があってリズム+メロディをかなでるんですよ。シタールも、生で聴いたのははじめてであの独特の倍音が共鳴してインドをイメージしてききました。

ヒンズー語と日本語でミナクマリさんの声がのっかるんですが、おもしろいもので言語がかわるとのせるメロディーがぜんぜんちがうものになるんですね。

ロックも英語で歌うのと日本語でうたうのとは、ことばやのりがちがうだけでなくメロディ自体もまったく違うものになるんだなあと実感(いまさらですが)


2部はいよいよなつしさんがピアノをひきながらのうた。ギターのてっちもさん、パーカッションのしまださん、そしてバイオリン、ビオラ、チェロの弦楽四重奏のみなさん。壮大なスケールでなつしさんの世界をきかせていただきました。なつしさんの等身大の世界、あたたかい詩の世界に私のこころもあたたかくなりました。曲もすてきですが詩がすばらしいです。詩がとてもよくきこえるメロディ(うまくいえないんですが)です。

てっちもさんがざんげレゲエをうたってくれてのびのある声に弦の音がかさなりオリジナルとはぜんぜん違ったすばらしい曲になっていました。

確かな技術力の上に人間性をのせて、おとなのステージに仕上がっています。すてきなおとなになった方々でした。でも若い!

ディープパープルがロイヤルフィルと競演したのにあこがれている私としてはとてもうらやましくすてきに思ったライブでした。気持ちのよいゆったりとした気分できけました。


いいステージをみるたび自分の未熟さに反省させられ、もっと努力精進せねばと思ってしまいます。

でも私の悪い癖ですが、技術的なことだけじゃなくて、もっとのびのび楽しくやれるようになりたいです。