ホストマザーについて | オバサマが行くのブログ

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スーパーで聞こえる近所のオバサマ達の会話のようなブログ(なので愚痴、つぶやき、叫びなどなど。。。)
アメリカでフランス人のダンナ&2人のムスコと慌しくすごしています。

ちょっと暗いトピですが・・・

 

一昨日、私のホストマザーが亡くなったと連絡がありました。

 

私が初めてアメリカに来たのは交換留学で、公立の学校に通いながらホストファミリーと暮らすっていうやつです。

 

初めてのホストファミリーは若い夫婦で、クリスチャンでしたが私が人種構わず友達を作り、クリスチャンになるための洗礼を拒否したため、追い出されました。

 

次のホストファミリーがこの方の家族で、彼女は戦争花嫁として日本を離れて30年たった方でした。

 

当時の私は彼女の日本語が片言になっており「日本人なのに日本語を忘れることがあるんだ」とかなりショックでした。

とても気が強い人で私に「外国人だからアメリカ人に見下されないように」「アメリカ人に言い負かされないように」といつも語っている人でした。

 

そんな私もアメリカ生活30年、すっかり当時の彼女と同じ立場になってしまいました。

と言っても、終戦直後のアメリカと違い、反日

 プロパガンダもなく人種差別も一般大衆には許されないものという

基盤が出来ているわけでアメリカに住む日本人として全く不便を感じない毎日が送れている。しかも今は外国人と結婚するのに家族と縁を切らされるようなケースも多くなく、みんな気軽に里帰りをしていたりする。

 

それにしても私の在米30年と彼女の30年の違いが大きすぎる。もちろんその間に国際関係改善、日本経済の高度成長、インターネットなどの著しい技術発展がある。その陰に彼女のように、日本人であることを恥じずに差別をするアメリカ人に立ち向かっていった人達の努力があったからこそ私の今の生活があるのも忘れてはいけない。

 

20年程前に彼女のお姉さんが渡米して50年ぶりに会う機会があった。その時に私も会わせてもらったのだけど彼女のお姉さんと2人きりの時に「妹からアメリカに渡った後の話を聞いた日の夜は涙が出てきて仕方がなかった。いま妹が幸せで本当に良かった」って言っていたのを覚えている。私も母親になって、この年になってやっと彼女の苦労がどれだけだったのか少しわかった気がする。

 

ホストマザーのお葬式にはコロナのせいで参加できないけど、終息後にお墓参りに行く予定。

 

60年以上のアメリカ生活、お疲れ様。

 

今の日本は昔の面影もないくらい変わったけど、遊びに行ってみてください。

 

Thank you for all you have done for me.   I am stronger because of you.  You have made me who I am today. 

 

I love you and I will remember you forever.   Rest in peace.

Love,