表裏一体 | FUZZY CHAOS 511

表裏一体

ボールペンの限界点とペンダコの限界点。-091122_0005~0001.jpg

編むの早くなってた、何故…。


明日は銀屋です。
頑張って作るか。




書かなきゃ良いのに
以下、没入。

自分で決めたボーダーラインを、意図も簡単に越えてしまう感情の起伏は
悲しいかな、押し付けがましい行動も付け加えてしまう。

しかし迷いは無い、孤独感の中で悟る、迷いは無い。
あるとしたら冬が助長する孤独感と喪失感、隠しきれない寂寥。

フィードバックの様に次第にボリュームが上がり、弦に触れないと収まらない。
ハウリングは夜から朝に渡り、またフィードバックを繰り返す。
感情がフェイズする事は無くてジリジリと音を立てて歪む、温かな真空管に優しく触れると
離れてしまう感覚が歪みをファズに変える、ゲインは上がり続けて、また夜のハウリングに変わる。

ソリッド・ギターの様な感情は音色を変えて起伏を表現する。
トーンカーブはAカーブを描き、徐々に音色を変えていく様子を擬態する。




感情はフィードバックを始める、間隔は短くなる
感情はフィードバックを始める、感覚は鋭くなる

ハウリングの夜に、探す。
カンバスに、毛糸の魂に探す
エレクトリック・ギターに、アコースティック・ギターに探す。
流れる音楽に探す、夜に探す。

ハウリングの夜に、見つけられずに朝を迎えた。

太陽が昇りきったら、雲に隠れていても見つけられるのに

ハウリングの夜に探す、ひたすらフィードバックを繰り返す。
ファズのゲインを下げてくれ、フィードバックし続けるのは
冬空の下では辛すぎる、フェイズしない感情はハウリングを繰り返す。

延々と止むことの無いフレーズに、一日中溺れていたい。
音像に抱かれて、作り上げるフレーズの先に見える、決まりの無いスケールから自然と生まれる曲を、膨らむ感情を殺すように

冬の夜空がハウリングを助長する。
鋭く、切り裂く、感情、ストラトキャスターに刺さったトレモロ・アームは

既に折ってしまった。

感情はフェイズしない。
生と死、生か死。

感情はフェイズしない。
ディレイの産む残響を糧に、今夜も探す。