えんじゅです。
笑い歌シリーズ(勝手に名づけました;笑)第2弾。
笑い歌といえば、高田渡さん。
何気ない?風景を歌いながら、その裏には痛烈な風刺が
利いていて、
僕は高田さんの歌(フォーク)が大好きです
チャック・ベリーのJohnny B.Goodeのイントロから始まる
この『しらみの旅』は、
日雇い労働者や下層に生きる社会から疎外された人々を
「しらみ」に見立てて、
格差社会と同時に人間中心の社会を痛烈に批判しています。
「神様」ボブ・ディランと同じく
1930年代アメリカのフォーク・シンガー、ウディ・ガスリーを
ルーツに持つ渡さんのフォークは、
言葉の真の意味で、本格的だと思います。
<追記>
もともとこの曲は大正期の演歌師・添田唖然坊(あぜんぼう)の詞に
アメリカ民謡のメロディをつけたもののようです。
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Drum/6260/musasino05.html
唖然坊は明治~大正にかけて活躍した人で、バイオリン?を片手に
街頭を流しては当時の世相を皮肉る「演歌」を歌っていたといいます。
「演歌」というのは元々明治の自由民権運動が弾圧される過程で、
演説会を中止させられた運動家たちが苦肉の策として
歌で主張を広めようとしたことが始まりで、それが後に政治色をなくして
今日のような「演歌(艶歌)」になったそうです。
フォークの場合もそうですが、
この辺はドゥルーズの言う「脱領土化/再領土化」の問題を
意識してしまいます
笑い歌シリーズ(勝手に名づけました;笑)第2弾。
笑い歌といえば、高田渡さん。
何気ない?風景を歌いながら、その裏には痛烈な風刺が
利いていて、
僕は高田さんの歌(フォーク)が大好きです

チャック・ベリーのJohnny B.Goodeのイントロから始まる
この『しらみの旅』は、
日雇い労働者や下層に生きる社会から疎外された人々を
「しらみ」に見立てて、
格差社会と同時に人間中心の社会を痛烈に批判しています。
「神様」ボブ・ディランと同じく
1930年代アメリカのフォーク・シンガー、ウディ・ガスリーを
ルーツに持つ渡さんのフォークは、
言葉の真の意味で、本格的だと思います。
<追記>
もともとこの曲は大正期の演歌師・添田唖然坊(あぜんぼう)の詞に
アメリカ民謡のメロディをつけたもののようです。
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Drum/6260/musasino05.html
唖然坊は明治~大正にかけて活躍した人で、バイオリン?を片手に
街頭を流しては当時の世相を皮肉る「演歌」を歌っていたといいます。
「演歌」というのは元々明治の自由民権運動が弾圧される過程で、
演説会を中止させられた運動家たちが苦肉の策として
歌で主張を広めようとしたことが始まりで、それが後に政治色をなくして
今日のような「演歌(艶歌)」になったそうです。
フォークの場合もそうですが、
この辺はドゥルーズの言う「脱領土化/再領土化」の問題を
意識してしまいます
