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STUDIO 67

ブルースとプロレスと、ほんのわずかの愛だけで生きていくBLOG

STUDIO 67

 

「荒唐無稽」な本が好きだ。頭をつかわず楽しめるような本が。

それがどうだ。

昨今はリアルさにこだわりすぎて楽しめる本が少ない!

 

これではいかん、ということでご紹介しよう。

「ヒーロー・ペーパーバック」の数々を!

 

「ヒーロー・ペーパーバック」を簡単に紹介すると、

超強い主人公が悪党を片っ端からバンバン殺していく作品。


その先駆けとなったのが、ドン・ペンドルトンの
死刑執行人 マック・ボラン」シリーズで、
ベトナム帰りの狙撃の名手が家族を心中に追いやったマフィアに
復讐を開始するというもの。

勧善懲悪・痛快無比のこのシリーズが全米で大ヒットして
(手を変え品を変え、作者まで変えて100巻以上も続いた)
以降、物騒な仇名を持つスーパー・ヒーローが全米の書店を
席巻することになるのだ。

日本でも創元推理文庫がさかんに翻訳しており

厨二だった俺の男のリビドーを刺激しまくっていたのだが

あまりにも粗製濫造すぎて次第に飽きられ、
80年代ころにはブームが終わってしまう。

代表的なのは以下の作品。

殺人機械(デストロイヤー) レモ・ウィリアムス
元警官でカラテの達人。政府の非合法組織「CURE」に所属し、
社会の敵を次々と暗殺していく。
『レモ 第一の挑戦』という映画にもなった。

死の商人(デス・マーチャント) リチャード・カメリオン
フリーの殺し屋で変装の名人。初期は警官だろうと市民だろうと
目撃者はすべて殺していたが後に軌道修正。
極右組織から日本の連合赤軍まで片っ端から壊滅させていく。

屠殺人(ブッチャー) ビューカー
元マフィアの幹部だが、突然正義に目覚めてマフィアを殺しまくる。
ワルサーP.38とブラスナックルが武器。

ちなみにこの作品だけ早川のポケミス。

敵が異常性癖の殺し屋だったり、キ○ガイ科学者だったり
クライマックスは血しぶき飛び散る殴り合いになったり
一連の作品でもっともエログロな作品(だけど好き)。

ただ、これらの作品、今となってはすべて絶版。
古本屋で見かけたら、是非手にとってみてください。
きっと素敵な時間がすごせると思うよ。後には何も残らないが。