今さらながら、『ウルトラマンZ』が面白い。
ロボット怪獣に乗りこんで怪獣を倒すのがウリで、
「セブンガー」「ウインダム」のソフビが品薄だそうだ。
ウインダムのソフビが奇跡的に売れ残っていたので、
一個ぐらいならとン十年ぶりにソフビを買ってみたところ
いつの間にやらソフビが十体くらいに増えていた。
恐るべきソフビの魔力である。
思えば少年時代はウルトラで満ち溢れていた。
「怪獣音頭」や「ウルトラマンZoffy」のような
マイナーな歌でもソラで歌えるし、
あの日砂場に埋めて遊んでいたら見つからなくなった
ウルトラの母のソフビは今も同じ場所に眠っているのだろうか・・・
などと感傷的になってしまう。
そしてこの数週間、ずっと心に引っかかっていたことがある。
「少年時代にウルトラマンと撮った写真があるはずだ」。
埃をかぶった段ボール箱を引っかき回し、
ン十年ぶりにご対面した。
ウルトラマンは覚えていたが、オニオンは覚えていなかった。
オニオン? なぜオニオン?
まあ鬼そのまんまだから、敵役としてはわかりやすいのか。
もう一枚、一緒に見つけた写真がある。
真ん中の一番小さいのが俺。ん?どこがウルトラかって?
よく見て!俺、ストリウム光線のポーズなの!
実を言うとこんな記事を書いたのは、ウルトラマンにかこつけて
上記の凄まじく昭和感あふれる写真を紹介したかったんです。
こんな時代を生きていたんだって覚えているうちに。

