映画で見る第二次世界大戦 その3 | STUDIO 67

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ミリオタを増やすには――まあ、いいか。
オススメ戦争映画その3だよー。

ドイツ最後の反撃~ベルリン陥落

さて、いよいよ詰んだ状態になったドイツ軍ですが、
ヒトラーはそれでも一発逆転を狙っていました。
1944年12月16日、残存兵力を投入した
「ラインの守り」作戦が発動した!

「バルジ大作戦」


ガルパンファンが泣いて喜ぶ、最大の戦車映画の紹介です!
ちなみにバルジとは「突出した前線」という意味。
地名ではありません。

登場する戦車が、
「キングタイガーじゃなくて、戦後のパットンじゃねーか!」という
一部の批判もありますが、この映画は大量の戦車を楽しむもの。
そしてヘスラー大佐を愛でるもの

とにかく主人公のヘンリー・フォンダの空気っぷりよりも、
ロバート・ショー演じるヘスラー大佐の格好よさったらもう。
(本人もインタビューで「ヘスラーはヒーロー」と言ってます)
こんなにドイツ軍を格好よく描いていいんでしょうか?

・・・いけなかったようです。最後は小物っぽいキャラにされてます。
そのつけ加えた感がまたね。
ドイツ軍最後の反撃?当然失敗ですよ、そんなもん

ヒトラー~最後の12日間~


もうだめだあ、おしまいだあ
ついに首都ベルリンまで迫ったソ連軍。陥落も時間の問題です。
ヒトラーは完全に市民を見捨てています。
上級将校たちは、もう詰んでるので最期の馬鹿騒ぎです。
それでも狂ったように、市民は忠誠を誓います。
必死で市民を守る国防軍の後で、
ゲシュタポは市民を片っ端から殺します。
登場人物でまともな人間はほんの一握りしかいない
一つの国が崩壊するさまを描いた大傑作。見るべし!

1945年4月30日、ヒトラー自殺
欧州戦線は終戦を迎えます。

さて、次回からは太平洋戦争のオススメ映画です!