今日は護衛艦一般公開の日だった!
完全に見逃してた! 無念!
・・・気を取り直して。
今日は俺を艦船好きにした3本の映画を紹介します!
「眼下の敵」'57・米
まずはこれ。
駆逐艦VS潜水艦を描いた大傑作!
戦争で妻を失った駆逐艦艦長と、
この戦争には意義がないと嘆くU-ボート艦長。
ともに戦争を激しく嫌いながらも、
出会ったからには互いを撃沈しなければならない・・・。
アメリカ軍もドイツ軍も平等に描いており、
互いの頭脳戦がこの作品最大の魅力。
撮影には米海軍協力のもと、実際に爆雷が使用されており、
海面が盛り上がるさまは特撮では見られない迫力。
爆雷攻撃にじっと耐えながら、一瞬の隙をついて
発射される魚雷・・・この結末は是非見てください!
「ビスマルク号を撃沈せよ!」'60・米
俺の大好きなビスマルクが大活躍!これは外せない!
こっちの敵役は典型的なナチ軍人。
イギリスの誇る武勲艦フッドを沈め、逃走した軍艦ビスマルク。
それを追うのは「血も涙もない計算機のような」主人公。
ただし作戦室からってのが、ちょっとキャラ的に弱い。
OPにはビスマルク進水式の実際の記録映像が使われていて
大変貴重かと思われます。
(チョビ髭伍長がまさかの本人出演!)
フッド撃沈シーンは良く出来ていて、
最初に観た時は結構衝撃的だった。
あと、ビスマルク艦内は実際の戦艦ヴァンガードで
撮影されていて、その辺も見所。
ちなみに戦艦ヴァンガードは、
対ビスマルク用に建造されたとか・・・。
「戦艦大和」'53・新東宝
さすがに予告編はなかった。動画見られるかな?
大和が登場する映画はいくらでもあるが、俺のおすすめはこれ。
実は「連合艦隊」より好きだったりする。
戦争の全体像を描いた「連合艦隊」と違い
この作品は大和の最後に絞っているのでスッキリと見られる。
たしかに砲撃のたびにグラグラ揺れる模型の出来は残念だが、
白黒作品のせいか、他の特撮のアラはあんまり気にならない。
なにより実際に、大和に乗艦していた生存者が原作で
大和の副長が演技指導を行い、戦争を体験した役者とスタッフが
撮影しているんだから、リアリティがない訳がない!
(まあ原作のほうは、いくらか創作を含んでいますが・・・)
戦争を知っている世代だけが描ける「嫌戦感」が全編に漲る名作!