誰も敵わない
しあわせだと思っている人を
貶めることなんて出来ない
いつまでも過去の正解や
気の済む謝罪を求めるなんて
無意味なことだ
そう言ったのは
あなただったのに
それはわたしを責めるだけの
言葉でしかなくて
同じ穴のムジナでしか
ないことには目を背けて
自分を映す鏡も持たないまま
今日も世間に愚痴を吐いている
お気の毒だけど
あなたには敵わない
耳から入る自分の言葉で
内から朽ちていくのでしょう
ちょうど今
頬の辺りが熟れてきた頃だ
あの時も
今も
わたしは
ずっとしあわせ
泣いてる日も
怒りに震えてる日も
やりきれない気持ちに
途方にくれてる日も
けっきょく
わたしはしあわせでしかない
何処かでそれを望む
わたしがいるから
わたしの願いは
これからも叶え続けられる
強く望むから
そのように現実が起こる
だから
どの色の日も
いつもいつもずっと
わたしはしあわせ
覚えていて
わたしがあなたに会って
どんなにしあわせになったかを
覚えておいて
あなたの姿を
見つけた時のわたしの笑顔を
ずっとずっと覚えておいて
こんなにも一人の女を
しあわせに出来るあなたである事を
どうか覚えておいてね
誰でも
つまらないを顔しいてるより
楽しそうな顔をしていてほしいと
思うだろう
だから遠慮せずに
今を楽しんで
あなたが
そういうことを
普通に当たり前に
言ってくれる人だから
今のわたしのしあわせがある
あなたがわたしを
支えてくれる以上に
あなたを支えたいと願う
揺るぎなさの理由
わたしに訪れた変容
あなたの無邪気さが
あたしには丁度
あたしまで笑ってしまう
子どもみたいな笑顔が
あたしには丁度
一番好きな人の前で
絶対解けなかった緊張を
あなたは魔法のように解く
一番好きな人に
見せたかった自分を
語りたかった夢を
聴かせたかった歌を
あなたは笑って抱きしめてくれる
他の誰も持たなかった器を
あなたはその胸に秘めている
どんな本を読んでも
どんな景色を見ても
あなたに会えてよかったと
心から思う
同じ時を生きて
同じ空を見上げて
同じ風に吹かれている
あの日
近づけるはずもなかった
遠い人の隣で
わたしは笑っている
憧れ続けた口唇が
動く様子を眺めている
あなたの最後の日
わたしは必ず側にいよう
生きる喜びをくれたあなたに
取り残される淋しさを
渡さないで閉じると誓おう









