没後40年記念


紀伊國屋ホール。

タイトルのとおり。

三上博史による歌劇である。

昨年から楽しみにしていた公演。

寺山修司ものなので。

一筋縄ではいかないと予想していた。

その予想を遥かに超える仕上がり。

これは。

寺山イズムを継承する三上ならでは。

90分後。

「これで終わり?」

と隣のcoupleが呟いた。

鳴り止まぬ拍手。

でも席を立った。

三上は出て来ないよ。

余韻までが劇の続きなのだから。