村山槐多。

大正時代を駆け抜けた早熟の天才。

映画でも紹介されている『尿する裸僧』。

槐多の代表作。

20年近く前だろうか。

信濃デッサン館で見た。

100年前のパンデミック。

スペイン風邪で逝った槐多。

22歳の若さ。

コロナの時代に。

鮮烈に甦った。

彼の生き様は人を惹き付けるのだろう。

没個性でどうするのだ?

画一性が美徳なのか?

お前は、生きているのか?

ガランスが胸ぐらを掴む。

火だるまとなって。