研磨


曳舟文化センター。

ここはこぢんまりしていて。

なかなかいいホール。

百物語。

墨田区では初だそうだ。

朱川湊人の『栞の恋』が良かった。

昭和42年。

昭和19年。

酒屋の娘と特攻隊士官。

時空を越えた栞を通して交錯する。

GSサウンドが散りばめられるのも。

心憎いではないか。

演出の鴨下信一。

昨年亡くなったそうだ。

白石は期するものがあるだろう。

これが、文化なのだと思う。照れ照れ



永遠に