昨日は、<飛翔体飛来>の恐怖の中、「夜は短し歩けよ乙女」という舞台を東京グローブ座演劇で観た。

主演の田中美保が輝いていた。

脇を固める綾田俊樹、ベンガルがそれぞれいい味を出しており、さすがに鍛えられているなという感じがした。

終演となり、外に出ると、路面が濡れている。

雨が降ったのだろう。

曇る夜空を見上げながら、<飛翔体>ロケットは一体どうなったのかと思った。

案の定、誤報が出た。

発射されてもいないのに、発射と早とちりしたのだ。

それは、機器的なものではなく、人為的ミスで起きている。

これで国が守れるのだろうか。

新大久保駅への道すがら、1軒の古本屋へ入った。

ここは以前来たことがある。

確か、「レインマン」の初演の時だ。

時代小説を1冊買った。

いつも思うのだが、古本屋の主人(ここは女性だが)というのは、羨ましい商売だな。

こうした平凡な時間を、国は本当に保障してくれるのだろうか。