今日のNHK杯(将棋)は痺れたな。

佐藤康光と若手の平野5段との一戦である。

中間は、佐藤が早々と持ち時間を使い切り、秒読みに入る。

この時点で、平野5段は7分を残していた。

以前島8段が言っていたが、「持ち時間の差」、基本的にはこれがNHK杯における優勢・劣勢の目安ということだった。

それにしても、佐藤は勝負師である。

追い詰められてからの底力が違う。

このあたりが、タイトルホルダーの貫録なのだろう。

来週は、森内9段と渡辺竜王の戦いだ。

草津温泉で、30分だけ見るとしよう。