本当は、今日は休んでスーパーボールを見たかった。

僕はスーパーボールのファンなのだ。

今これを打っている傍で結果を観たが、さすが、Pスティーラーズという気がする。

なぜなら、Tブラッドショーが好きだから。

彼が居たチームが、ピッツバーグである。

僕が小学生の頃、深夜のテレビでアメフトが放映されていた。

その中で、Pスティーラーズは猛者の集団であり、とりわけ、QBとしてその猛者たちをリードするブラッドショーは、僕のアイドルであった。

スティーラーズには、そうした歴史がある。

その歴史、先達たちが過ごした時間は、時として奇跡を起こす。

それが伝統というものなのだ。

アメリカのフットボールを見ていると、もの凄い雪の中でゲームが行われている場合がある。

QBは、攻撃の度に、ふーっと自分の指に息を吹きかける。

その光景だけで、僕はこの競技に魅せられてしまう。

何と美しいのだろう。

満員電車の中で、揉まれながら日々職場に向かう。

それもある意味美しい。

ただ、スーパーボールが平日に行われるだけに、ズルしたろか、そう思ってしまうのだ。

それって、今の時代、揺るぎない美しさではないだろうか。