永井の番手にはまることはできなかったのか。

すべてあとの祭りではあるが、永井―小嶋-井上ですんなり出られてしまっては、万事休すである。

3番手を主張した井上に、勝ち運が微笑んだということだ。

11~12月にかけてのギャンブルは最悪だった。

的中したのは、天皇賞くらいのものではなかったか。

真摯に反省するとともに、馬券、車券の買い方について、もう少し工夫も必要かなと感じている。

車券でいえば、2車単、3連単だけでなく、3連複で攻めてみるとか。

馬券なら、1着3着固定で、2着総流しをかけてみるとか、である。

このあたりを、さっそく年明けの金杯、立川記念で試してみることとしたい。

一方、演劇については、年間51本の舞台を観た。

ほぼ1週間に1本観た計算になる。

観たい俳優(女優)、脚本等情報収集をもう少しうまく行い、来年も頑張って足を運ぼうと思う。

ちなみに年明け第1弾は、浅草新春歌舞伎である。

展覧会は、2回の熊谷守一展を観ることができ、まあまあ満足の1年であった。

特に、スペインでのプラド、ピカソ美術館はいい経験で、観れなかった「ゲルニカ」やカタルーニャ美術館を観に、何とかあの地をもう一度踏んでみたいものだと思う。

100年に1度の金融危機。

世間には厳しい風が吹いている。

その風は、この先私にも何らかの形で当たってくるだろう。

そうした中で、何とか己を見失わずに生きていくために、可能な限り<本物>を観ていこうと思う。

武豊の言葉。

「流されずに、己を貫くこと。」

武がプロフェッショナルの条件として語った言葉は、我々の日々の生き方にも合致するものだと思う。

魂を売るわけにはいかないのだ。

風に立ち向かうのみ、である。