9/22～29日まで、スペイン旅行に行ってきた。
日々の憂さを忘れ、まさに７日間を満喫した。
バルセロナの空港に着いた初日、待てど暮らせどスーツケースが出てこない。
現地時間で、夜の１２時を回っている。
眠さと移動疲れの中、つたない英語で航空会社と交渉。
どういうわけか、乗り継ぎのロンドンに置き去りにされてしまったらしい。
いきなりのアッパーカットである。
結局、翌日の夕方、バゲッジ・サービスにより、宿泊ホテルに無事配達されたのだが、とにかくこの交渉等で疲弊してしまった。
それ以外は、天気にも恵まれ、日を追うごとにスペインに順応していった。
世界遺産の観光地。
カンプ・ノウスタジアムでのサッカー観戦。
トレドでのエル・グレコの傑作画。
言うことはない。
スペインの人々は、非常に眼光鋭い。
男も女も、目力が半端ではない。
そうした視線が交錯するメトロの中が、意外にも一番快適であった。
世界を旅する。
中田英の気持ちが、少しは分かったような気がする。
結局私も、＜定住者＞ではないのだ。