決戦が終わった。
山崎が逃げて、番手から伏見が出る形。
何度見たことか。
やはり競輪の基本は先行なのだ。
勝ちたいだけで勝てないのがレースなのだ。
G1レースの重さなのだ。
小嶋は、潔く逃げて山崎を完封し、後の実をとるべきだった。
2着に紫原が入着。
3着新田とは写真判定だった。
天国と地獄。
首の皮一枚つながった。