星野JAPANの北京五輪。

宿敵の「はず」だったキューバ、韓国、アメリカからは1勝もあげられず、メダルなしの4位。

残念ながら、<完全な力負け>という感じがした。

特に韓国戦。

リードしても追いつかれ、自滅もあって、結果逆転負け。

負けは負けでも、明日に引きずる実に嫌な負け方だった。

流れを引き寄せることができなかった。

イ・スンヨプに打たれたあの2ラン。

ペナントレースでは泣かず飛ばずなのに、ああしたところで打つのが、<打倒日本>への執念なのだろう。

短期決戦の怖さ。

その一瞬に、体調、気力をピークに持っていく術が少々不足してはいなかったか・・。

その星野JAPANの面々も、ペナントレースに復帰した。

巨人・阿部は、いきなり2本のアーチをかけた。

14歳、中学生の言葉。

「ホームランを打ったのは嬉しいけど・・。北京で打てなくて、どうしてすぐに日本で打てるのか。しっかりと自己分析を行って欲しいと思います。」

辛らつ過ぎて、余りに美しい言葉。

真摯に耳を傾ける。

まずはそこから、だと思います。