わかりあうとか、すれ違うではない メンズについて。いわゆる元カレの話。
交際相手の服装に、注文があるって人 いますよね。特に10代、20代はその最たるものかなと思っています。
今回の彼は その時、30代後半。
とっても、こだわりのあるフェチでした。

女性のジーンズの後ろ姿←食い込みが好き。
それは かなり食い込んで おしりの形が はっきりしていなければならない。家訓。
という人でした。
ジーンズにゆとりがあるなんて 言語道断です。
とにかく、後ろ姿のおしり。

デートに お気に入りのフワフワしたスカートを履いていったら、なぜか険しい表情。
車に乗って 走り出して しばらくすると 「今からデパート行こう」「ジーンズを買ってあげるから、それに履き替えて」と、懇願してきました。
高速の手前にきてるのに…。  
「デートは?」という私に 「中止でいいよ。それよりジーンズ履いてよ」と。

別の日に、駅ビルで待ち合わせ。ジーンズを履いていくと 用事も終わったのに エスカレーターの真後ろに立たれて エスカレーターの一階から レストラン街までを いったり来たり…。
彼の恍惚の表情。

それ以降、デートよりも 駅ビルのエスカレーターをうろうろしたいと 訴える彼。
 それなりに、恋愛してきたけど ここまで 拘る人は稀だったなあと 街でジーンズを履いている人を見かけると思い出すのです。