あれほど、危ない人と思っていたのに、周囲はそれに気がつかないのか。 
 
 彼の政権は彼の思うとおりに進んでいった。
 
 そして今、人々は、危ないと言い出してデモをしたり、声明を出したりしているが、
いくらなんでも遅すぎるでしょう。すでに半分通過している今、最後の砦に来てワイワイ騒いだところで、彼らはゴリゴリと古の暗い時代のように押し進めるだけ。
 I氏の言葉がそれを如実に物語っている。

 なぜ、彼をこのクニのいただきにすえてしまったのか?不穏な発言ににいつも嫌な気分にさせられていたことを、景気回復という飴で曇らされていたというのか?
 あまりに幼稚な××といいたい。もっと早く気がつくべきだったでしょう。

 でも、ここで映画人やら学者やら、著名人知識人と呼ばれる人たちが立ち上がれば、少しはマスコミもメディアも取り上げるし、一般人も、「そうか、おかしいことなのか!?」と気づくきっかけにはなるかもしれない。

 子供の世代にこの国が、笑って暮らせるブータンのようにとは言わないが、原発に頼らなくて住む社会になって、少しでもかせの無い自由な国として生き残っていられることを望んでいる。そのためには、私たち大人が、もっと賢くなり、公正な目を養わなければならないし、もっと発言していかなければならない。
 きっとまだまだ、間に合うことはあるはず。