ビーズクラウンの作り方 改良版 | 涼のブログ

涼のブログ

我が家に暮らす沢山のドール達の日記や、ビーズのアクセサリーの製作、たま〜に日常なとを載せたりしております。

以前ドール用のクラウンの作り方を載せていましたが、リクエストも頂いていましたし、今回少しだけ改正版を載せてみます



主に、パールとビーズ、スワロ、ワイヤーなどを使って作っていきます
{FCA92024-639C-4485-B393-B03C438D9F43:01}

こちらはちょこっと工夫した完成品ですが、色々工夫次第でこんな物もできたりするんですよ。

少し後述していますが、こちらはワイヤーを全て表に見えない作りにしてあります




まずは必要な物


工具
{65321707-CF58-45F7-8A7C-021FB398D71C:01}

最低限ラジオペンチとニッパー、これはワイヤーを切ったり捻ったりに使います。

手芸用ボンド、これは最終的に上部の合わせを危なくなくすのに軽くつけたり、終いの部分に使います。

ピンセット、これはなくてもできますが、最終で形を整えるのに便利です。




ワイヤー
{50862EF0-6ED5-4E4E-A328-16771DBE308F:01}

これがなければワイヤーアクセサリーは始まりません

作るモノのサイズでワイヤーの太さも変わりますが、私が作っている人形用のクラウンはだいたいこの0.5ミリを使っています。

ワイヤーの結び目を絞るようにねじったら、ちょうどそのねじったワイヤー2本が穴の大き目のパールやビーズの中に入る太さになります。




最後に
{EDA74482-87B0-437C-8EA2-38A02D433E18:01}

ビーズ、パール、スワロフスキーなど

私の作ってるモノのサイズで..

4ミリのスワロフスキー
3~4ミリのパール
2.7ミリのメタルビーズ
大きさを合わせたビーズ多種
などです

これも作るモノやデザインでサイズは変わりますが、メインはパールを使うと作りやすいです。


ちなみに
沢山使うものを、スワロやクラッシュビーズにすると、ワイヤーに通して曲げる時に簡単に割れてしまいますので、注意です。





では製作の方を


まずは、元の基部(王冠の1番下になる部分)の円より長い目にワイヤーを取り、ビーズを通していきます
{1442A415-9104-4379-BD6F-3DE678D4646B:01}

この時、クラウンの出来上がりの頭の部分のワイヤー数に等分してビーズを並べます。

好みでですが、大体6等分から8等分

あと、ワイヤーの余りはそのまま王冠の天場にくるワイヤーのひとつになるので、だいぶ長いめに長さを取ります




次に、端をビーズで等分した天場に伸びる部分で合わせ、軽くねじり 
{05B3C728-2D50-495C-A7B2-2772B2A52162:01}

この場合、天場(王冠の頭部)のワイヤーは黄色のパールの間から伸びる形になります




ラジオペンチで捻ります
{449169C0-DF79-4CE4-8163-CC984203E479:01}




ワイヤーをねじった部分の片側をニッパーで慎重に短めに切ります
{2FAA3BE8-A192-4F67-BBB2-59D7D95E0DE9:01}

切ってからもう一度、軽くラジオペンチでねじってやります



こんな感じになりました
{5AA267D3-AA6F-4999-9272-4566FDD0B83A:01}

これが、1番下の基礎の部分になります




そして、同じモノをもうひと組つくり
{8E1A80BF-956F-493A-A9A4-5AF8FE363C5B:01}

こちらは、上に伸びるワイヤーのない部分でねじり、短めに切ります

(下のモノと同じなので、上部に行くワイヤーは黄色のパールに巻き付いていくので、ここではずらして白のパールの間に出しています)




ワイヤーの切れ目を円の内側に来る様に向けます
{803EB7E2-F5F2-40CD-B744-A385697CE915:01}

これが、基礎の上側の部分になります




次は、基礎の下側のパーツにビーズを2つ入れます
{C9E28724-10FF-46BB-8C89-526F98537CE7:01}

この状態で、先ほどワイヤーをねじってカットした部分がビーズに入ってるので、使うビーズは、穴に余裕のあるビーズを使うか、キリなどで少しだけビーズの穴を広げたモノなどを使います。




基礎の下部から出てるワイヤーを基礎の上部の同じ場所にワイヤーを巻き込み、ラジオペンチでしっかり絞ります
{4438FB21-EC4A-4095-957A-6907A9444110:01}

絞る時は、できるだけ上下がキッチリ隙間なく合さるようにしっかりと引っ張ります




イメージ的にはこんな感じにねじってあるだけです
{2CAABEB6-2F20-43A4-ACB9-B2EA61A92302:01}




次に天場にしたい数のワイヤーを用意します
{6FB15AC5-C2B1-4212-8E5D-D9F614AE42A2:01}




ワイヤーの長さは、ねじったりカットしたりしますので、余裕を見て長いめに取ります
{492378EE-A89B-4B98-91FE-803E8E6F886A:01}

長すぎてもちょうどいい位だと思います




次は、基礎の下側のパーツの、そこから天場に行く部分に先ほどのワイヤーを合わせます
{CD754DED-B173-4624-929D-60688C4D7737:01}




ラジオペンチでしっかりねじり
{EBD43C83-61D2-4671-8F13-BE37D1D0EEBE:01}




ねじった片側をニッパーで切り、ペンチで軽くねじります
{B7AFD35E-6F62-42E1-B52D-879146FA48E3:01}




先ほどの要領でワイヤーにビーズを通して、上部のパーツにねじってとめます
{3D263A73-DDE9-43C7-B1FC-52F2159FD965:01}




こんな感じに合わせるところに巻いて、しっかり絞る感じです
{E7128D2A-4359-4F8B-AB00-23DF0907291B:01}

ねじる時は、ぐっと力を入れ、パールの間にきっちりワイヤーが入り込む状態になる様しっかり締めます




これを天場の数だけ繰り返し、出来上がったモノがこちらです
{A536F3C2-8C39-484B-9E2E-964AFE5F343A:01}

だいぶ長くワイヤーを取ってます




次に、基礎の円周よりだいぶ長い目にワイヤーを取り、さき程基礎の上下を合わせたビーズの真ん中にねじり込みます
{A5F260EB-374B-4DAE-99D3-251888BF1A1C:01}

この時、結ぶワイヤーの長さは大体真ん中位で




そして、隣のビーズの場所までに合う数の石をワイヤーに通して、隣のビーズの真ん中にワイヤーをねじりとめます
{6E79C259-BA93-4209-B9F7-386D6EC2EF66:01}




左右交互に隣へ伸ばして行き
{AAC80DEB-05CA-4B0C-966F-D6F0226B4325:01}




最後にワイヤーが一周して両端が合わさった部分を裏側でペンチでねじりこみ
{87D95F70-9657-4B04-80AA-15F85D903D3F:01}





そのワイヤーの端をカットして、結び目は上向きに押し曲げます
{C99F6265-5004-4A8D-9711-3461A63BBC1F:01}





次は王冠の天場になる部分

このワイヤーに、形を作った時の好みでビーズやパールを全て同じ数だけ通していきます
{A41C972A-F15E-4D95-B457-15263096F629:01}

この部分で最終段階なので、ビーズを入れては軽く形を作ってみてを試してみて、長さやデザインが合うかを見ながらビーズの数や配置を決めていきます。

ほんの少しだけイメージより長めの方が、最終で合わせた時に思った形を出しやすいと思います。




隣同士をひとひねりして合わせます
{03BD4240-78D8-4DDE-9B7B-A59E33929CD8:01}




それを、ラジオペンチで形が崩れないようにしながらしっかりねじり合わせます
{CAF2B495-63CD-4D46-9872-D12D6C2B1A80:01}

この時、周りとあからさまに段があるとか、極端に形がいびつでなければ、最終で形を調整しますので、少々の型崩れは気にしないで、まずはバラけない位までしっかりとねじり合わせるようにします


この時ワイヤーを2本上に出して、残りのワイヤーを王冠の内側でねじる事で、ワイヤーが表に出ない仕様にもできます





ちなみに、今回はワイヤーのねじった部分がある状態での説明になります。

ねじり合わせた部分を、下側を少しだけ残して、その上を周りから少しづつニッパーで切っていき、中心を2本残して、もう一度ペンチでねじり、下側には手芸用ボンドを塗ります(ここで、先ほどのねじりが甘いとバラけちゃいます)
{9B27B00B-4933-433C-92A7-CD35A2C25DC4:01}

手芸用ボンドは、部品を止めるのではなく、ワイヤーの端が何かに引っかかったりしない用の終いになります。
ちなみに、塗ったボンドは初めは白色ですが、乾くと透明になります




そして、さっき2本残した上部の余ったワイヤーにビーズなどを手芸用ボンドで止め(今回は赤いキャッツアイを使用)、形を整えてから、好みで、リボンなどを付けて完成です
{8D77A1B2-34D1-4427-96B4-609B34940307:01}

ちなみに、今回はゴールドな感じをイメージに、仕上げに1つ太めのワイヤーでハートを作り、クラウンの中心に吊るしてみましたひらめき電球

リボンは即興で直に結んでますが、三角カンなどを着けてそこに結ぶとしっかり仕上がります。




使用見本を
{3A3F165F-EB44-432B-9C7D-2CEE21F7BFE3:01}


{EB9A09D9-7315-4ECD-ADA2-0391C519A088:01}

大きさ的には、ドールよりも、造花の薔薇のサイズで見て頂くと分かりやすいかな?




長々となりましたが

今回は、少しねじった後のワイヤーの終いなんかをわかりよくなればなと書いてみました。

できるだけワイヤーの端はビーズの穴の中入る形をとっているので、引っ掛けたりはしにくいかと思いますよひらめき電球



偉そうに作り方を載せながら、私自体も最近はなかなかアクセサリー作りに時間が行かずでしたし、ちゃんとできあがるかが不安でしたが(笑)

こんなモノでも参考になれば、是非色々いじって作ってみて下さいね!