2017年生まれのコティ7歳、2021年生まれのリティ2歳、
姉妹を育てるコティマムです。
40歳、
元テレビ局芸能記者の
アラフォー
ワーママライター
◎BFC公式アンバサダー1期生
(23年3月卒業)
◎wicot公式アンバサダー活動中。
◎サラダクラブ2期生パートナ活動中。
ワンオペ育児のあれこれや
大好きな洋楽、歌舞伎、アニメ、
おいしいもの(外食)など、
カオスな日常と
たまの贅沢を綴ります
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もう昨年のことになりますが、
実は10月頃に
俳優で劇作家の
渡辺えりさんを
インタビューさせていただきました
ちょうどこの2月に
新橋演舞場と南座で
『三婆』という舞台に出演されており、
『三婆』について
お話を伺いました
渡辺さんといえば、
2時間ドラマや映画、トーク番組、
そして舞台など
多くの作品に出演しながら、
ご自身でも劇作家・演出家として
舞台作品を制作されています
さらに歌も歌われていて、
歌謡ショーやコンサートなども
開催しています
私は子どもの頃に
映画『Shall we ダンス?』を見て
渡辺さんの役に
笑わせてもらいつつ、
子どもながらに
その演技力に引き込まれました
この業界に入って、
テレビ時代に何度か
渡辺さんの舞台の囲み取材などは
経験していたのですが、
まさか個別インタビューの
機会をいただるなんて
実をいうと取材が決まってから
すごく緊張していました
でも、お話を伺うことができて、
ものっすごく
パワーと刺激をいただきました
↑この手前に写っている肩は
コティマムです(笑)
『三婆』は高度経済成長期の、
自立が難しい女性の葛藤や、
発展する社会から取り残される
高齢者を描いた社会派作品です。
1人のお金持ち男性が亡くなり、
その男性にすがって生きてきた
正妻・妹・愛人が
3人で暮らすことになります
実は男性には
莫大な借金があったことが分かり、
正妻は住まいを確保するため
男性の妹が住んでいた土地と、
自宅の一部を売って清算し、
なんとか生活基盤を整えます。
妻だけは「法律」によって守られ、
家と多少のお金を
残すことができましたが、
妹と愛人は住む場所がありません
妹と愛人は正妻の家に
転がり込み、
居候することになります。
3人はこの時点で60代。
舞台では社会の発展とともに
3人が80代になるまでが描かれます。
ちなみに渡辺さんが演じるのは
男性の妹で、
兄のことが大好きなタキ↓
「兄の家は私のもの!」と、
亡き兄をずっと慕い、
住む権利を主張します
60代で処女のお嬢様風小姑
というキャラクターで、
でもお金にはがめつく、
生活保護を狙おうとする
かなりクセの強い
強烈な役どころです
喜劇ではあるのですが、
社会的な問題を考えさせられます。
インタビューでは
『三婆』に対する意識やタキの役作りの他、
御年70歳・古希を迎えた
俳優・劇作家人生についても
お聞きしました
そして渡辺さんは、
ご自身で台本を書くので、
リサーチや取材もされるのです
俳優業や舞台をこなしながら、
本屋や古本屋、国会図書館などで
資料を集め、
実際に現地に取材に行き
台本を書く
このリサーチや取材という部分は
私も他人事ではないというか、
私自身も仕事に直結するので、
渡辺さんの熱量に感銘を受けました
さまざまな作品の時代背景や
情報を熟知されていて、
博学なのが伝わってきました
また、70代からやりたいことが
たくさんあるそうで、
「頭がしっかり動くうちにやりたい」と、
やりたいことを実現するために
ものすごいスピードで
準備されていました
しかも私の最推し・
中村勘九郎&七之助兄弟から
「新作歌舞伎の台本を作ってほしい」
と頼まれているとのことで、
もう超前のめりで
「絶対作ってください!!
その時もインタビューさせてください」
と立候補してきました(笑)
渡辺さんは勘九郎&七之助兄弟の
父・勘三郎さんと
仲良しでしたので、
息子たちの願いも
かなえたいのだと思います。
「いろんな人との約束を
果たす70代にしたい」
とのことでした
(原稿2本目はそんな渡辺さんの
熱量やパワフルさが伝わるので、
個人的には2本目を
多くの人に読んでいただきたい)
ちなみに今回、
なんと渡辺さんご自身が
原稿をチェックしてくださったんです
通常は事務所や
マネジャーさんチェックのみ。
でも今回は松竹と
マネジャーさんチェックの後に
渡辺さんご自身が
チェックしてくださり、
こういうことは滅多にないので、
本当に貴重な経験を
させていただきました
最初はバッサリ手直しされるのかと
びびっていたのですが、
全然そういうことはなくて、
私が書いた土台は
きちんと活かされた上で、
より一層渡辺さんの気持ちが
伝わるように
加えてくださいました
現役劇作家に原稿を
チェックしていただけるって
なかなかないので、
本当にありがたいです
私は1月に行われた古希公演も
2月の新橋演舞場も見に行ったのですが、
70歳とは思えない
パワフルさに
元気をいただきました
長くなりましたが、
インタビューはYahoo!とENCOUNTで
掲載されています
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↑普段目にするニュースで使われている
言葉の表記や漢字のお話、
どんな風に現場で取材されて
記事になっているのか、など
マスコミ目線で記事やテレビ話を
書いています
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