銀座で焼肉とスイーツを堪能した後は、
 
待ちに待った「二月大歌舞伎」乙女のトキメキ
 
 
久々の歌舞伎座ラブ
去年、1回目の緊急事態宣言が明けた後に
1度だけ1人で見に来ましたが、
本当に数ヵ月ぶりですイエローハーツ
 
 
入り口では検温や消毒があり、
チケットも自分でもぎります。
(記者時代お世話になった松竹の担当者や、
中村屋の番頭さんもお見かけしました)
 
 
推しである中村屋を観賞する際は
必ず1階席の花道近くで見ますが、今回は2階。
コロナで座席をかなり間引いているので、
すぐに満席になってしまいますアセアセ
 
 
今回の演目は
「奥州安達原 袖萩祭文」
舞踊「連獅子」
中村兄弟おじいさん(17世勘三郎さん)の追善で、
どちらも17世勘三郎さんに縁のある演目ですクローバー
 
 
演目の詳しい解説をすると
芸能記事並の情報量になってしまうので(笑)
割愛しますが、
どちらも真髄には「親と子」
関係が深く描かれています。
 
どちらの物語にも、
親の子を思う気持ち
子から親への気持ちが入っていて、
どちらの気持ちにも
感情移入してしまうガーベラ
 
特に「袖萩」
父母(祖父母)・娘(主人公:袖萩)・孫(主人公の娘)
3世代の話なのですが、
祖父母の娘・孫への思いや葛藤、
娘から親・自分の娘への気持ち、
孫から祖父母、母への思いというのが
それぞれあって、
結果的にはバッドエンドとなりますガーン
自分にも娘がいるので、
いろいろ思うところがあって
泣いてしまいましたショボーン
 
この袖萩七之助さん袖萩の娘
兄・勘九郎さんの次男・長三郎くん7歳が演じました。
叔父と甥が演じる「親子」。
長三郎くん、すごく健気な娘役で
母を支えていて素晴らしかったキラキラ
 
「連獅子」親子の獅子による舞踊ですが、
これを勘九郎さんと長男・勘太郎くん11歳が共演。
実の親子で演じる獅子の親子。
ぐっと来るものがありましたえーん
 
自分が親目線になると、
物語の意味もさらに深読みしたり、
親子、叔父・甥でどれだけ厳しい稽古を
してきたんだろうか…と思いをはせてしまい、
これまでとは少し見方が変わった気がします。
 
ちょっとした所で感情移入して、
涙がホロリと出てしまいましたタラー
 
「連獅子」はこれまで
中村兄弟父(18世勘三郎さんと踊ってきて、
勘三郎さん亡き後は
兄弟2人で踊っていました。
 
兄弟勘三郎さんとの「連獅子」の稽古を
「地獄だった」と語るほど、
とにかく厳しい指導だったそうですアセアセ
出来が悪いときは稽古中でも本番中でも
目を見てくれず、触れてもくれなかったそう滝汗
 
それを今は勘九郎さん七之助さんが、
勘太郎くん、長三郎くんに教えている。
感慨深いですピンク薔薇
 
記者時代は、
勘太郎くんや長三郎くんが赤ちゃんだった頃から、
それこそお宮参りとか、
初舞台の会見なども取材に行っていました鉛筆
あんな赤ちゃんだった2人が、
立派に舞台に立ち、
父・叔父と共演している姿に、
37歳のおばちゃんは
ウルウルきてしまいましたえーん
(そして時の流れを感じたタラー
 
素敵な舞台でしたガーベラ
 
 
【コティマムが取材した初舞台関連記事↓】