慢性膵炎一歩手前の在宅ライター・コティマムです。
膵臓を痛めるに至った「真のストレス」について
闇を吐き出しています。
今回は、前回書いた
最高すぎる在宅ライターアルバイト
のお話↓の続きです。
まだ在宅ワークが今ほど主流でなかった2016年頃、
コティマムは条件が良すぎる在宅ライターの
アルバイトを始めました
会社は東京。作業は東海地方の自宅
妊娠中だけど家で作業できる
しかも時給がいいので月収20万円以上確定。
さらに社会保険まで入れた
コティマムはこの会社で
実質4ヵ月しか働いていませんが、
社保のおかげで
育休・産休まで取得できたのです
もちろん育休手当も頂けたし、
出産一時金も独自の付加金がついて多く頂けました
しかし私が育休に入って数ヵ月後に、
この在宅ライターの部署はなくなってしまいました
私は育休に入っていたので
育休終わりまで在籍できましたが、
他のライターバイトさん達は
その時点で退職となりました
なぜ、
こんなに最高だった在宅ライターの部署が
なくなってしまったのか
もちろん本当のところは会社にしかわかりませんが、
私なりに思うところは以下です。
①:媒体(メディア)としての組織・システムが統一されていなかった
→この在宅ライターの部署を立ち上げたのは、
某IT会社。
web、マーケティング、SEOなどの知識は豊富でしたが、
媒体の立ち上げや運営はしたことがない。
社員さんは「原稿を書くこと」に関しては
プロではないので、
表記、著作権、引用などに関して知識がない。
そして若い会社だったので、
社員さんと外部ライターの間に
学生インターンを介して仕事の指示をしていました
学生さんは優秀だったしヤル気もあったけれど、
やはり「プロ」としての話はまだできるレベルではない。
社員さんとしては、
新規事業は学生インターンに任せて
本業に専念したかったのでしょうが、
学生さんも社員とライターの間で板挟みになります
②:①により、社員と外部ライター間の連絡がスムーズでないことがあった
③ 原稿のチェック機能がなくクオリティがバラバラ
→「原稿を書くこと」に関して
知識を持った社員・インターンがいなかったため、
チェック機能は無いも同然。
記事の内容・校正はライター任せ。
つまり同じ媒体に記事が載るのに、
記事のクオリティはライターによってバラバラ。
④ ライターの教育制度が整っていなかった
→これは入社して少し経ってからわかったことですが、
この企業はライター経験のない人を雇っていました。
・個人でブログをやっている
・書く事に興味がある人
を採用したんですね。
個人ブログ運営者にはSEO知識を求めたのでしょう。
いろいろなライターがいるのはいいことです
しかし中には、
表記、著作権、引用などの執筆ルール・モラル意識が
全くない人もいました。
(そもそもルールがあることを知らない)。
とはいえ社員や学生インターンも
ライターとしての養成教育はできないので、
記事のレベルは執筆者任せになる。
→結果、記事のクオリティが低下。
このようなことから、
この媒体を運営していくのは、
結構大変だったのではないかと思います
それでもバイトライターに
毎月20万円以上給料を支払い、
人件費はかかっていたわけです。
若い会社が立ち上げた新規事業だっただけあり、
とても勢いのあるチームだったので、
個人的にはずっと続いてほしかったのですが、
「かかる経費と利益」のバランスは悪かった。
私は育休までの実質4ヵ月働いただけですが、
後半2ヵ月は(陣痛が来る直前まで)
他ライターの記事チェック・校正・修正、
記事執筆のためのマニュアル・ルール作りを
任されるようになりました。
長くなったので、続きます
次回は、
この媒体で体験したことを書く予定です
【続き↓】