慢性膵炎一歩手前の在宅ライター、
コティマムです。
膵臓を患った真のストレスについて、
少しずつ
闇を吐き出していこうと思っています
コティマムは2016年の終わり頃、
妊娠後期の大きなお腹を抱えて、
東京から東海地方へ
引っ越しました
夫の仕事の都合です
私は芸能記者の仕事を辞め、
東海地方でも
テレビの仕事をする予定でしたが、
妊娠をきっかけに
内定が取り消しとなりました
家族が増えるのに世帯収入は半減する
という状態
知り合いも誰もいない初めての土地。
そして10年以上、
好きで関わってきたエンタメ業界を
辞めたこともあり、
「これから先の人生がよくわからない状態」
での引っ越しでした
引っ越してから、
生活は一変しました
生活圏が急激に狭まったのです
これまでは毎日都内の各地を取材し、
芸能だったので、
華やかな場所や最新スポットに
毎日毎日顔を出していました
休日も、仕事やプライベート含めて
歌舞伎や舞台やコンサートなどを観賞し、
仕事仲間と飲み歩く日々
それが、
一切なくなったわけです。
友達もいないし、
引っ越した先は閑静な住宅街。
特におもしろそうなスポットもない。
早朝出勤する夫を見送ったあと、
家にずっと1人です
行く場所といえば、
近所にある産婦人科の検診と
スーパー、薬局くらいでした。
たまに住宅街を一人散歩して、
公園や図書館に寄ったり。
お腹が大きいのであまり長距離は歩けず
夫が夜遅く帰ってくるまで、
誰とも言葉を交わさない
という日もありました
私は家事がそもそも苦手で、
外に出ていたい気質です。
毎日外食でいいタイプ。
人と会うのも好きだけど、
一人で歌舞伎や舞台をして
ふらっとランチするのも好き。
そういう楽しみも一切なくなり、
「誰とも会わない」
「一人で好きなことをする(歌舞伎や舞台を見る)」
というのができない状態は、
地味にストレスでした
家で料理を作ったり、
赤ちゃんの洋服を作ったり、
そういうことに
楽しみを見出せるタイプだったら
よかったのですが、
その時の私は
「寂しいなあ。東京帰りたいなあ」
と毎日毎日思っていました。
でも、
この頃はまだ全然平穏でした。
【続き】