おはようございます

歌舞伎俳優の坂田藤十郎さんが
亡くなられました。
「曽根崎心中」で有名ですね。
また一人、歌舞伎界の大物が旅立ちました。
コティマム、
芸能記者時代に歌舞伎担当だったので
よく歌舞伎取材してました。
私が働いていた頃は、
それこそ、
市川團十郎さん、中村勘三郎さん、
坂東三津五郎さんなど
まさに大活躍中の方々が続けて亡くなり、
自宅、病院、斎場、お別れ会など
ひっきりなしに取材に行っていました。
歌舞伎系の取材は、
歌舞伎界の中に親族がたくさんいるので、
毎回、家系図片手に頭パニックになりながら
記事を書いてました。
芸能界での交流も広過ぎるので、
通夜告別式の斎場では
弔問客のチェックや撮影も大変で……。
ひっきりなしに発生する囲み取材も
取りこぼしないように走り回ってました。
身内が亡くなってショックなはずなのに、
ズケズケと取材に来る私達にさえ、
「張り込み大変でしょう」と
お弁当や飲み物を用意して下さったり、
「一緒に弔ってください」と
お酒を用意してくださるお家もありました。
(さすがに仕事中なのでお酒は飲まないですが)
藤十郎さんは上方の役者さんなので、
私はあまり取材したことはありません。
会見で数回お目にかかった程度。
ただ演目は何度か拝見しています。
重鎮のオーラがあって、
その場にいるだけで
空気が締まる気がしました。
久々に上方の歌舞伎、
見てみようかな。