- JR西日本・福知山線脱線事故。
- あの悲劇から1年が経ちました。
先週、フジテレビで放映された、
犠牲者3人のエピソードを題材にしたオムニバスドラマ。
ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。
「家族たちの明日」
第1話:あしたの授業
第2話:おかあちゃん
第3話:最後の贈りもの
3話とも遺族への取材による実話に基づいたもので、
最愛の家族や友人を突然 何の前触れも無しに失ってしまった
その悲しみ、憤り、苦悩は・・・・計り知れないものです。
第3話の「最後の贈り物」は、犠牲者の1人、菅尾吉崇さんと
その母・美鈴さん、妹さんのお話でした。
美鈴さんは、
事故前に吉崇さんから、ある本をプレゼントされていました。
- 干場 弓子
- セレブ100の言葉
美鈴さんは、難しそうな本だと思い、
読む機会を逸していたのだそう、
そして、
思いもかけない、あの事故。
事故後は、吉崇さんを思い出してしまい、
余計に本を開くことができなかったそうです。
ところが、ある日。
ふとした瞬間に、立てかけてあった本が床に落ち、
パラパラとめくられたページ、、
ページ1枚ずつに、セレブ達による言葉(メッセージ)が
綴られていたこの本。
その中の1つのページの言葉を丸で囲み、
「FOR YOU」と吉崇さんの添え書きが
あるのを発見したのです。
それは、
「夢を追うのに遅すぎることはない」
と書かれたページでした。
以前 美鈴さんが吉崇さんに語った夢。
その夢を応援するメッセージだったのです。
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ドラマを見て感じたことは・・・
いま自分の周りにいる大切な人達を、いつ失ってしまうかなんて、
誰にも分からないんですよね。
逆に 自分がいつ命を落とすかも分からない。
そう考えたら、
大切な人への接し方、態度、私には反省する点が沢山です・・・
側にいることが当たり前ではない。
いてくれることに感謝し、愛情を注げる人間でいたい。
そうだ、この気持ち、
少し前に読んだ2冊の本でも感じだこと。
「あおぞら 」
感じた直後は、心がけていても、
気づくと、おざなりになってしまっている自分がいて・・・(ノ_・。)
でも今回、その大切さを再確認したのでした。
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