離婚して母子家庭になりました。

1年と3か月がたちました。

 

我が家の場合、別居状態が長く続いたので、現在6歳になる息子にとっては、父親はすでに「たまに来る人」という認識。

 

でも、離婚して、もう「会えなくなった人」という認識はあり、「自分には父親はいない」ということも理解しているようです。

 

正確には、元旦那くんが「会いたい」と言えば、息子は会いたがっているので会えますが、元旦那くんからの希望がないので会えません。

 

実は、2人目のお相手Bさんは、九州出身。

元旦那くんとBさんは、九州にいるようです。

 

公正証書を取り交わして離婚しているので、証書の上では、「お互いの連絡先を知らせておく」となっています。

でも、旦那くんがそれを嫌がったので、私からは彼らの行き先を知りません。

彼らは私たちの居場所を知っているのに、不公平だとは思わなかったようです。

 

むしろ、私に知らせると私が何かすると思っていたようです。

(「何か」って何?wwwww)

公証人役場で、公正証書を作っているときに、「私が何かすると思ってるの?」と聞いたら「そうですね」と言っていました。

(何するっていうんだろう・・・www)

 

これはですね、「何か」やらかしてきた人の心理なんですね。

自分が「何か」やったり思ったりしてきたから、相手も「何か」するんじゃないか、と疑ってしまう気持ち。

 

私としては、すでに散々サレてきたので、最終的に「慰謝料」と「養育費」で解決して、さらに二人を許しているので、

私としては「譲歩」なのですが、当時の二人にとって、私は、

 

「二人の関係を職場に触れ回って、誹謗中傷した人」

(触れ回っていない。信頼できる人に話しただけ。誹謗中傷ゼロ。むしろ二人を許す発言ならしています)

 

「お金を巻き上げた人」

(養育費は元旦那くんの言い値をこちらがのんだ。慰謝料は「払う意味わからない」と言っていたのを、法的な観点から妥当な額を算出してもらい、提示しただけ)

 

「二人を不本意な形で職場から追い出した人」

(二人とも職場辞めたいと言っていたし、私は出て行けとも、やめろとも一言も言っていない)

 

三本立てだったのでしょう。

それにしても、二人の住所を知って私が何をするというのでしょう。

そんなに暇ではないし、二人にそんなに固執する理由が全くありません。

 

不倫する人は世の中たくさんいると思います。

私は、実はそんなにそれを「悪」と決めつけるつもりは全くないのです。

もちろん「推奨」もしませんが・・・・。

 

なぜなら、人の気持ちだから。

誰かを好きになってしまう気持ちは痛いほどよくわかるし、いくつになっても誰かを愛せるということはとても素敵なことだと思うから。

夫婦のことは夫婦にしかわからないし、夫婦にだってわからないこともあるのだから。

 

でも、こうなった以上、嘘はいけない。

自分にばかり都合よく考えるのもよくない。

ごまかさないで、誠実にいることが、自分たちの愛の証明なんじゃないかな。

・・・私はそう思うのです。

 

離婚寸前の元旦那くんとBさんの被害者意識は相当なものだったと思います。

二人ともやつれていたような気がします。

大変だっただろうな、と思います。

でも、、、、私も大変だったんだよう!!

それを二人に理解してもらえなかったのは、とても残念だけれど、仕方がないことだと今は思います。

 

さらに驚いたこと、失望したことは、昨年、二人ともこちらの地元に「遊びに」来ていたこと。

Bさんは、どうやら部活の生徒と連絡をとり、大会の応援に来て、保護者にも挨拶していたそうです。

学校には裏口から来たようで、それを聞いた私もですが、事情を知る職員一同驚きました。

飛行機で来て、レンタカーを借り、ホテルに宿泊したそうです。

 

離婚するとき「お金がない。リンネさんにそんなに払ったら、私たちは生活していけない」と私に言ってたBさん。

良かった。お金はあるようです。

しかも、メンタルジェットコースター気味なBさんなので、内心私は「死んだらどうしよう」という気持ちもあったのですが、

元気だったようで、安心しました。

 

旦那くんは、どうやらゴルフに来ていたようです。

子どもには会いたくないのかな。

切なくなります。

 

子どもと一緒にいて、子どもが

「パパはどこに住んでいるの?」「いつか会える?」「新しいパパほしい」

と言われるときの、胸がきゅっとなって「ごめんね」という気持ちに、元旦那君はならないんだろうな。

一緒にいないとわからないこと、実感できないことがある。

 

彼は、遠い土地で自分の人生をやり直しているつもりなのかもしれないけれど、時間がたったら知ってほしい。

自分の子どもの気持ちを。

 

でも、毎月きちんと言い値を振り込んでくれています。

これが今の彼にできる精いっぱいなのだと思います。

もちろん感謝しています。