ビートルズやストーンズを生んだイギリスには「ロックの聖地」が沢山ある。


一番有名なのはリバプール。

ロンドン市内なら、やはりアビーロードでしょうか。


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私にとってのロックの聖地は、ロンドン中心部にあるリージェントストリートから脇に入ったHeddon Streetという小道。


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今ではコジャレたレストランやカフェが並ぶごく普通の通りですが、今から40年前の1972年、70年代ロックの金字塔、デヴィッド・ボウイの代表作の1つ「ジギー・スターダスト」のジャケットがここで撮影されました。


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私がここを訪れるのは四半世紀ぶりくらい。


当時はこの赤い電話BOXがまだ置かれていて、壁は世界中からやって来たボウイファンの落書きで埋め尽くされていましたが、今ではきれいさっぱり。


もちろん、私が書いた落書きも、跡形もありません。


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その代わり、壁にはこんなプレートが埋め込まれていました。

「1972年 DAVID BOWIEのアルバム ZIGGY STARDUSTのカバー写真が撮影された場所」


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ロックアルバムのジャケットが撮影された場所が、歴史的に重要な場所として指定されているのがさすがにイギリス。

この国でボウイは本当に愛されているのだなぁ。


このプレートを見たとき、


私がイギリスに来るのも、これが最後かな。


そんな気がしました。


もう二度と来られなくても、思い残すことは無いなぁ、と。


今までそんな負に考えたことは無かったし、何度来ても尽きない魅力のある国なのに、どうしてだろ?

疲れていたからかな??


自分の気持ちの変化の理由はよく分かりません。

でも自分の中で何かが1つ確実に終わったような、そんな気がした今回のイギリスへの旅でした。



<オマケ>

ロンドンオリンピックの開会式で、ボウイの曲「Heroes」にのせてイギリス選手団が入場してきたときには驚きました。全然予想していなかったので。

やっぱりイギリスって大好きです。



<オマケその2>

今日は朝から競泳メドレーリレーを見て大泣きでした。

表彰台で最高の笑顔を見られて良かったです^^ オメデトウ!!


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