今回のイギリス旅行中、1日だけロンドンを離れて郊外へのバスツアーに参加しました。
行き先はコッツウォルズ地方。
16世紀の街並みが残る美しい村々は「はちみつ色の街」として日本でも大人気。
コッツウォルズという名前の語源は「羊の丘」とのこと。
ここでは屋根の上の風見鶏も羊モチーフです。
この時期、世界中からの観光客で相当混みあっているだろうなと覚悟していましたが、オリンピックの混雑を避けるためなのか、コッツウォルズ観光を組み入れたツアーが減っているらしく、村によっては私たちのツアーのみ、というくらい人が少なかったのはラッキーでした。
清教徒革命の際、クロムウェルが泊まったというホテル。
その昔、世界史の授業でそんな名前を聞いたことがあるような・・・。
当日はあいにくの雨。
でも、雨に濡れた石造りの街並みは、しっとりと美しい。
村の真ん中に川が流れるボードン・オン・ザ・ウォーター。
イギリスのヴェニスと呼ばれているそうですが、ヴェニスはもっと儚げで非日常的な感じ。
それに比べてこの村は、素朴で可愛らしい雰囲気でした。
ランチを食べた川沿いのレストラン。
ここのカルボナーラがとっても美味しくて、今回の旅行中に食べた中ではベストかも。
ぽこぽことした煙突が連なっていてかわいい。
おとぎの国みたいなアーリントン・ロウ。
今も人が住んでいて、普通の暮らしが営まれているなんて不思議な感じです。
1日で4つの村を巡るという急ぎ足のツアーで、時間が過ぎるのがあっという間でした。
私は便利な都会が好きなので、
「ここに住んでみたい」
とは思わなかったけれど、こんな趣のあるホテルに1週間くらいのんびりと滞在すれば、人生観も随分と変わるやろうなぁ。
つづく。。。