昨日は劇団四季のミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」 を見に行ってきました。
前回の京都公演を見て以来、1年半ぶりのジーザスです。
キリストの最後の7日間を描いたこのロック・オペラ、私の憧れである70年代っぽい雰囲気が色濃く感じられ、本当にカッコイイ。
アンドリュー・ロイド・ウェバー&ティム・ライス。
2人の天才の出世作は、「まだ完成されていない感」というか、ヒリヒリした肌触りがくっきりと感じられて、熱くて、激しくて、ドラマティック。
私が初めて見たのはもう20年も前の話。
それ以来10回以上見ているので、次にくるセリフも曲も全部分かっているけれど、それでも全く飽きることがない。
最初のギター・リフが聞こえてきた途端、ドキドキして、ちょっと泣きたいような気持ちになってしまう。
四季で山口祐一郎さんがジーザスを演じていた頃は、ただただそのカッコよさに見惚れていたのだけれど、今はもっとドラマそのものにググッと引き込まれるようになった。
ジーザスを激しく愛するあまり、彼に憎しみさえ抱くユダ。
自己の無力さに苦悩し、孤独を抱え、来るべき死を知りながらなすすべもないジーザス。
マグダラのマリアの献身的な愛。
そして運命の十字架へ。
73年には映画化もされてますが、何と言っても舞台をナマで見るのが一番。
マリアのソロも、あの忘れ難いメインテーマ「Superstar」も、本当に何度聴いても素晴らしい。
これからもずっと見続けていきたい舞台です。
<オマケ>
↑これはロンドン公演を見たときのパンフレット。なかなかイケメンさんのジーザスでした。


