ブログネタ:放課後、何をして遊んでいた?
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高校1年の時にめっちゃ流行ったのが『親分子分』。
他の地域では何ていうか知らないけど、私達はこう呼んでました。
知ってる方も多いと思いますが、名前が違って分からなかったり
ルール自体知らない人も居てると思うのでとりあえず説明。
ただし私達がやってたルールなので、正式かどうかはわかりません。
必要人数:最低4人以上。上限は無し。
必要な物:トランプ 新聞紙 テープ
下準備 :トランプの中からスペードのエース
ハートのエース、クローバーのエースを抜き出す。
不足分の人数分のカード(種類は何でもOK)
【例】4人でする場合、スペード、ハート、クローバーの
エースのカード+もう一枚カード。
合計で人数分あれば良いです。
新聞紙は丸めて棍棒(?)みたいにしてテープで留める。
さぁ、始まりです。
① カードを裏にしてよく切り、皆の前に1枚ずつ置く。
② 周りに見られないように、自分のカードが何かをチェックする。
③ スペードのエース なら 『親分』
ハートのエースなら 『子分』
クローバーのエースなら 『弁護士』
それ以外なら 『農民』 です。
④ 見たカードは伏せて目の前に置いておき
皆目をつぶって伏せます。
(私達の場合、『いっせーの』で突っ伏しました)
⑤ 皆が伏せた後(5つ数えた後って決めてました)
親分と子分だけがそっと顔を上げます。
お互い自分が親分か子分か分かってるので、
起き上がった相手の役割は分かりますね。
⑥ 親分は声を出さず、身振り手振り等で誰か一人を選びます。
⑦ 子分は親分から指示された人を新聞紙で叩きます。
叩き終わったら親分も子分も皆と同じ様にまた伏せます。
⑧ 叩かれた音がしたら皆顔を上げます。
(これも音がしてから5つ数えた後ってルールにしてました
じゃないと親分と子分がまだ顔を上げててばれちゃいますしね
元の体制に戻る為の時間です)
⑨ さぁ、ここで弁護士の登場です。
弁護士は推理して『親分』が誰か探し出します。
(ったって質問する訳じゃないので、カンです)
⑩ 殴られた人は『弁護士』が推理した『親分』であろう人に
復讐とばかりに新聞紙で叩き返します。
⑪ 叩かれた人が本当に親分ならそのままですが
農民、もしくは子分だった場合、
間違った推理をした弁護士に叩き返せます。
…って言うゲームです。
最初はね、お互い遠慮もあったし、ポンポン叩いてたんですが
段々仲良くなってくると遠慮が消え、音も「スパーン!!」と
大きな音を立ててましたね~。
これって明らかに子分有利。弁護士不利ですよね。
だって子分は親分の指示に従って人を叩けるのに、
やり返されても『親分じゃないから』ってまた弁護士を叩ける。
逆に弁護士は人が叩かれたのを、気配から推理するしかないのに
間違えたら叩かれる。嫌な職業です(笑)。
でもこのゲーム、3学期位になると皆カンが鋭くなったんです。
15人位でやっても「多分右半分には親分は居ない。
この辺も起き上がった気配は感じられへんかったから
○○か△△か××か…。じゃ△△で!!」
って言ってもかなりの確率で当たるようになりました。
うちは女子高…では無かったんですが圧倒的に女子が多く、
1年の時のクラスは全員女子でした。
なので恥じらいとかカワイコぶるとか全然なかったのもありますが
叩く力がハンパ無い。お互い真剣勝負でした(笑)
あまりの痛さに伏せてる頭が飛び上がったり、
バレッタの上は痛いから避けて叩く事って言うルールが足されたくらい。
仕舞いには新聞では飽き足らず、教科書で叩き出したから更に痛い。
でもすっごく楽しかった~(≧▽≦)
休み時間の度にやりたい子だけ集まって大勢でするんだけど
お互い手加減なし、そして恨みっこなしのルールだったから
どんどん仲良くなれたしね。
4人以下しか集まらなかったら『大富豪』とかしてたかな。
学生生活で1番クラス仲が良かった時代だったかも知れない。
良い思い出です。