この話はあくまでうちでの話ですので、

もし股関節脱臼のお子さんをお持ちの方は

あまり参考にしないでくださいね。

最初の頃リーメンビューゲル勝手に外しちゃったりしてますが

最初の1週間つけっぱなしでお風呂も無しって方も居ます。

脱臼の度合い、先生の治療方針等で変わってくる事も

多いと思いますので、ここでしてるから大丈夫だろう

というのは止めて下さいね。

あくまでうちの記録です。



ヒナがリーメンビューゲルを着けてた頃は夏場だったので

殆ど衣服の上から着けてました。

他のブログとか見てると、本当は素肌の上に装着するみたい

だったけど、うちの先生は下着の上からで良いって言ってたし

直接肌に着けると擦れて痛そうだし。


だから最初の頃載せた写真のように丸見え。

買い物とか出かけると結構いろんな人に話しかけられました。

リーメンビューゲルを知らなくて、

「変わった靴があるんやね~」って言って来る人。

自分の子供や孫が昔股関節脱臼で同じような経験をした人。


『自分の子供のこんな姿見せたくない』って思って

話しかけられるのがイヤだって書いてるブログの方も居ましたが

私は逆。

そもそも話するのが大好きだし、悪意が無いのは分かるので

全然不愉快じゃありませんでした。


それに後者の同じような経験をした人は殆ど最後にこう言ってくれます。

『今は元気で走り回ってんで』って。

『親はホンマ大変やけどね』って言うのも多かったな。

このおかげで、しんどいのは皆なんだ。

ヒナは覚えてないから、苦労は親だけだ!!とか思って乗り切れました。


そして装着初日から42日目。

固定タイプのギブスが出来上がる日がやってきました。

でも…この病院に初めて来た頃(2週間前)から、ヒナの股関節

殆どはまりっぱなしなんですが(;´Д`)ノ


固定タイプのをお願いしたのは早まったかな~と後悔。

でも今更やめるとは言えないし…。

どうしようかと思いながらも病院へ行って

技師さんに固定タイプのギブスを装着してもらいました。


固定って言うからガッチガチに固められるかと思ったら

思った以上に余裕があって、ヒナもリーメンビューゲルの時より楽そう。

足も自由に動きます。

これならこっちの方が楽じゃん。


そのまま診察に行って、先生に最近股関が節外れない事を伝えました。

先生と私の間に『早まったかな~、リーメンビューゲルで

様子見ても良かったな。でも作っちゃったし』って言う空気が流れました。

今更そんな事言っても仕方ないし、さて診察。

装具を見た先生が「何や?これ隙間ありすぎやん」って言いました。


やっぱり~(*´Д`)=з


世の中そんなに甘くはありません。

技師の方を呼んで指示を出す先生。

大分待たされて手直しをしました。

そして渡された装具、今度は太ももの部分を狭めすぎて


ヒナの足、めっちゃ押し込まないと入りませんが??


何かボンレスハムの様に装具からはみ出すお肉。

こ、これで良いの?


再度診察へ向かうと、またしても先生技師さんを呼ぶ。

「あのなぁ、縮めたら良いって物ちゃうやろ?

股関節脱臼やねんから、ここをこうして…」という話があって再度調整。


更に待たされて調整し、装着、診察へ。

私もイライラしてましたが、私以上にイライラしてたのは先生でした。

「お前もプロやろ!?

何でこんなんになんねん!!

ええ加減にせぇ!!」

って血管切れそうな程怒ってましたね。

先生が怒ってくれたので私は何も言うことなく…。


結局先生から

「お母さん、最初に最近外れにくくなってるって言ってたじゃないですか。

もうこの固定タイプ止めてリーメンビューゲルで行きますか?」

って聞かれました。


こっちにしたら願ってもないチャンスです。

「でもギブスの代金とかどうしたら良いですか?」

って聞いたら

「ええってそんなん」

やった~!!ラッキーo(〃^▽^〃)o


今思えば調整に調整を重ねすぎて、どっちにしても

作り変えないとダメなほどになってたんでしょうね。


付き添いで来てたばぁばは診察室でのやり取りを知らないので

待合室でプンスカ怒ってましたが、私は先生が怒ってくれたので

すっきりしてました。


今から考えれば下手な技師さんのおかげで

頼んじゃったのに、固定タイプを使わなくて済んで

感謝しなきゃダメかもしれませんね。