日本海軍では航空機に乗る搭乗員には追加で航空糧食というものが提供されたそうです。
プラスアルファの食事ですね。
吉田俊雄著『日本海軍のこころ』(文藝春秋)によると。
平時
卵1個、または牛乳1合
航空時
白米
砂糖いりビスケット
牛肉または魚肉
生野菜
生果物
紅茶、コーヒー、ココア
白砂糖
牛乳
サイダー、シトロエンなどの清涼飲料
当時としては結構ゴージャスな食べ物ですねえ。
さて、1941年(昭和16年)12月8日の真珠湾攻撃の時の搭乗員達は何を食べていたでしょう?
瑞鶴の攻撃隊が食べていたのは・・・。
朝食弁当
にぎりめし
ボイルドベーコン
きんぴらごぼう
味付け昆布
たくあん古漬け
昼食
にぎりめし
おでん(大根、牛肉、里芋)
たくさん新漬け
夕食
弁当、煮込み(豚肉、ジンジン、馬鈴薯、大根)、梅漬け
夜
乾パン、栄養食
爆撃後
みつ豆
コーヒー
冷やしサイダー
熱糧食
だったそうです。
(吉田俊雄著『日本海軍のこころ』(文藝春秋)より)
で、12月8日の朝食を再現してみました。
(味付け昆布はおにぎりの具にしました)
う~ん、青物が足りない感じ?(^^;)
サラダ菜とかつけたくなりますな。
世界が平和であるよう祈りつつ。瑞鶴攻撃隊と同じメニューのごはんを頂きたいと思います。

