ようやく投資のお話を。

株式投資をするようになってから日経新聞を購読するようになりました。

山元経済塾を主催する山元將孝さんが、「出勤30分前に読んでおきたい箇所」をピックアップし解説を加えてくれている『経済ニュースメールマガジン』も読んでいます。

4月2日のメルマガは刺さりました。

忘れないように、ここに引用させていただきます。

 

【個人が揺らす市場】(2面)

「運用で結果を出せる優秀な個人投資家を短期間で育成する」ためにどんなカリキュラムを作りますか?と問われるならば、私の場合は、「まずはお金のありがたみを考えず、目一杯リスクをとってみる」ことをすすめます。

実体験として投資の面白さと怖さを知ることが最優先と考えるためです。

投資がうまくいくと、調子に乗ってしまうという弊害こそあるものの、経済動向や市場への関心を高めます。自ら学びたいと考え、行動することは最高の学習意欲です。

失敗すると、同じ失敗を繰り返さないように、取り返すべく、同じく学習意欲が高まります。自分には向かなかったと撤退する場合もあります。

『経験の浅い個人が複雑な商品に手を出して市場の混乱』は言わんとすることはわかりますが、投資家のすそ野の広がりは、流動性の向上につながります。また、自らが望むリスクリターンの程度を知るためにもチャレンジすることは、悪い話ではありません。

 

これ、まさに私のことですわ。株式投資を始めたばかりの頃、2017年の後半でしたが、全体相場の良い時期で、知識も分析もなく感覚で買ってもそこそこ利益がとれていました。気を良くしてある銘柄に適当な指値をして大納会を迎えたら、年明け早々に約定して、そこから転落。他にもイケイケの銘柄をまだまだイケると思って高値で買い、直後に転落、それでもナンピン買いをして損失を膨らませたという経験があります。まあ、これが「ちゃんと学ぼう」というモチベーションになったわけですが。

なんてことを思い出したら、4月2日のメルマガは身につまされます。でもまあ、「お金のありがたみを考えず、目一杯リスクをとった」のは、最初の失敗としてありだったのかな。市場から退場しない程度の失敗というのが前提ですが。