かなだいの NHKtrophy Warsaw-cupのあと、喜びと興奮は沈静しないまま、全日本選手権開催まであと一週間と迫ってきた。
待つ身は長いが、オミクロン騒ぎもあって、心落ち着かず、選手の皆様のこと、特に帰国組のことが気遣われる今、ここは百戦錬磨の推しを信じて、今度の試合も最高の演技ができることを蔭ながら祈りたい。
コロナのおかげで報道もSNS情報も何もなし、という全日本直前。それなら、自分達で感動の理由を改めて語り、その魅力に浸ってみよう。
かなだいというカップルの魅力は、一挙にはとても語り尽くすことはできないように思われるの(惚れてますのン)で、手近な所から少しずつ再考してみたい。
カップル結成の報道が出た当初、思わず出た感想は、「持ち上げられる?」だったと思う。
友人もそのようなことを言い、アイスダンス男子がペア競技男子選手の筋肉バキバキ具合に隠れながら実は、結構にムッキムキであることを自分も知っていたのである。
高身長でない場合は骨太な骨格であれば体重を増やせばすぐにガッシリしそうである。
髙橋大輔選手の場合はこれにも当てはまらない。
高難度ジャンプに挑んできた男子選手は、重くては上手く跳べないので上体は背筋腹筋体幹は鍛えてあとはスッキリと余分なものはつけないと思われる。髙橋大輔選手もズエワ氏が「細くて小さくて」こんなのでどうしようというのか、というようなことを一番はじめの頃に言われていたようだ。
身長が高くなくて骨格も骨太ではない場合、
ゴツく見えるには筋肉を鍛えるのであろう。
しかし、しか~し。
リズムダンスであれほどに海の男らしく、パワフルなクールガイが、
ラ・バヤデールでは、優雅にプリンシパルのように跳び跳ねクルクル回る。
あの身体は一体どうなっているのか?!!
ゴツいだけじゃない!男性を黙らせる見事な、モリモリの上腕二頭筋??(何筋だった??)をノースリーブ衣装で見せつけておいて、
バレエ!?しかもめっちゃ本格的な!!
演技者なのだ!プロのパフォーマーで、衣装髪化粧表情曲振付トータルパッケージで、別人に近いところまで持ってくる。
そして、音によって滑りが変えられる。
哉中ちゃんは巫女さんやら忍者やら様々意見も出揃ったようだか何せカッコいい!格ゲーだとのご感想もあったな。めちゃ力強くて美しい!
ソーラン節koto*の翌々日には、ふわりと舞うように移動するのを見て、
この振れ幅に、演技幅の広さに、敵う組があるだろうか?
プログラムの勝利だ!と、どなたもが仰有られるように思う。
そしてそれを体現する身体と技術を手に入れた『かなだい』は台風の目のように今季、何処へゆくのか注目の的である。
アマの世界にプロが参入したのである。1994年五輪のペア競技のように、熟達した芸術性をもってアマチュアと台を競う。 ・・・・・
しかし、今季の参入者は、シングルからの転向二年目のアイスダンス新参者である。だがだがシングルで各種技術と芸術性を追及した強者でもある。
メリチャリのメリルさんの言葉が、ツイで何度も取り上げられているのを見た。
「DAISUKEが何位になるかが問題なのではない。DAISUKEがアイスダンスの世界に何をもたらすかが重要」
楽しみですね~~~!!!⤴️
そして、
それこそ台風の目のように、ご本人たちの回りは実は静かで穏やかなのかもしれない。
哉中にゃんの頼もしさに乗っかります!
雑念はファンに任せて、ドン!!と
いっちまってくだせぇ姐さん!!