「ロッキー」って、旦那が昔飼っていたネコの名前ですが、
つい、映画を懐かしくて観てしまいました。
1976年度アカデミー賞 主要3部門受賞。
私が生まれた年の映画です。
初めてみたのは、たぶん小学生の低学年。
スタローン。。。若い。。。
ロッキーが想いを寄せる女性、「エイドリアン」。。。
なんちゅう名前!
エイリアン?。。。。ドリアン?。。。。
とにかく、エイドリアンへものすごい勢いでアプローチするロッキーが、、、
めっちゃシツコイ。
めっちゃ嫌だ。
強引、がさつ。。。
しか~し。
内気なエイドリアンは、だんだんロッキーに心惹かれていくのです。
女って、、、おしに弱いのね。
試合に向けて練習を積み、だんだん男らしくなっていくスタローン。
試合前日に、
「勝てるわけない、俺なんてクズだ。。。
でも、みんな途中でノックアウトされる中、
15ラウンドの鐘がなるまで俺が立っていられたら。。。
それだけでいい、ただのゴロツキじゃないって事が証明されるだけで満足だ。」
って、ロッキーがつぶやくんだけど。
ボクサーとして2流、3流で、まわりから認められずにいた彼は、
やっぱり自分を認めて欲しいって言う気持ちが
強くあったんだろうね。
試合には負けるけど、
殴られても、
ダウンしてもたち上がる、
その姿は観ている人の心をうち、
もちろん、
ロッキーはボクサーとして認められるの。
人が一生懸命な姿って、心を打つものです。
それよりも、
何よりも、
ロッキーの望んでいた事は、
愛する人にも認められたという事。
それこそが、ロッキーが一番求めていた事だったんだね。
愛する人。。。
たった一人いればいい。
愛する人が、自分を認めて受け止めてくれたら
それ以上の幸せはない。
試合は判定で負けちゃうんだけど、
どうみても、
「愛してるわ」のエイドリアンの言葉をゲットしたロッキーの勝利ですね。
名作です。