「最近、FM桐生の隣のビルが解体中で、

通りすがる方の中にも、ケータイのカメラで撮ってるヒトをよく見かけますねぇ…」
そう番組内で語るのは、
FM桐生のパーソナリティ「宮坂あつこ」さんだ。



いつもは車で通りすがる道でも、
そんな話しを聞くと、車をおりて歩いて見てみたくなる。


パーキングに車をとめて、歩道から見たビルを解体している姿は、
確かにいつもの車から見える景色とは、どこか違う気がした。


ラジオネーム冬物語~夜の紅茶~の行く、100枚目のCDまでの道のり…-Image1421.jpg







春のはじまりを感じる街からは、何気ない景色ですら優しく思える。

このまま街を歩きたくなるような気分。






道をはさんだ反対側には、イロトリドリの光がうつるショーウインドー…

一見オレには何の店だか、わからなかった。




横断歩道をわたって店中を覗き込むと、ガラスをつなぎ合わせたインテリア…
「なんていう名前だっけ?」



ちっぽけな好奇心だけで、店のドアを開く。





「ステンドグラス」


教会などで見かけるガラスをつなぎ合わせて作った「ガラス工芸」。

その店は「ランプの傘」などを売っている、ステンドグラス専門店であった…

「何かプレゼントでも、お探しですか?」


店主は、そう尋ねてくる…
















「ステンドグラス」に用いられるガラスは、全てアメリカからとりよせたもので、
作るには非常に時間と手間がかかるので、値段もはってしまうらしい。

たまたま立ち寄っただけのオレに、うれしそうに語ってくれた店主は、美しい貴婦人であった。


「自分のブログに、こんなお店を見つけましたってくらいで、
紹介したいので、一枚だけ写真を撮ってもいいですか?」

オレのそんなお願いに、


「その程度なら、かまいませんよ」と店主は笑顔で答えてくれた。






その後、スピッツの曲を久々に聞きたくなったオレは、
宮坂さんの番組にヒット曲「ロビンソン」をリクエストした。

あんな素敵なお店をみつけた後にきくヒット曲は、
あきらかにそれ以上の名曲に聞こえてくる…


こんな時、オレは「物語」を感じるのだ。








「You’ve got Kiryu!」


「毎週月曜日から金曜日、PM 5:07~7:00 FM桐生より生放送!」


ラジオネーム冬物語~夜の紅茶~の行く、100枚目のCDまでの道のり…-Image1431.jpg


いつもは走って通りすぎてしまう道も、ゆっくり歩いてみれば、
それが「物語の入口」に、なるのかもしれない…