※この記事にはベジータへの多少の暴言が含まれます

https://twitter.com/okuyuf_fuyuko/status/1467008894069542914?s=21

 

 

こんなアンケートをしてみたんですよ。(アンケートツイートでは誤字をしていて、フォロワさんに教えて頂きました。本当は魔訶不思議アドベンチャーです)(ってぇ!あれから大分時間が経ったな!このブログ書きかけてずっと放置してたから…)


長年うっすらぼんやり抱えていた疑問です。

私の、魔訶不思議アドベンチャーのサビに対する見解としては『「つかもうぜ!」はフレーズもメロディもキャッチーだしこの曲のエネルギーを溜めて溜めて溜めてここに集結している印象だからここがサビなんだろうけど、「Let's try try try…」も良すぎるしOPアニメーションはここが悟空の視点になってるし魔訶不思議も入ってるし、これがサビで有って欲しい。しかし世間的には「つかもうぜ!(がしかし、手に入れろ!の方が印象深い)」が圧倒的サビなんだろうな。恐らく世の中の2/3はそういう考えだろう』というものでした。


そしてアンケートの投票が最終日までその様な割合で進んでいくのを、固唾を呑んで見守っていました。2/3が「つかもうぜ!」だろうなという見解は謙虚であり実際は半々位なのでは…?という私の微かな期待は霧散し、最後まで「つかもうぜ!」が70%弱位でした。やっぱりか!!アンケートのご回答本当にありがとうございます。


因みに、我が夫に同じ問いをした所不安気な瞳で「『つかもうぜ!』がサビだと思いたいけど、本当は『let's try try try』なんでしょ…?」と問いかけやがり、私とは正反対の考えでした。いやTwitterアンケートでは君は多数派だよ!と言いたくなりましたが、Twitterとズブズブな配偶者だとは知られたく無いのでグッと堪えました。


確かにね〜、ドラゴンボールの魔訶不思議アドベンチャー歌ってみて!って言ったら大体の方がノリノリで「手に入れろ!ドラゴンボール!」って言うよね〜。でも、その後で良いから「let's  try try try」もめちゃくちゃ良いメロディーだという事、魔訶不思議アドベンチャーは「つかもうぜ!」で始まるという事を思い出して頂ければ幸いです。


ところで、ブログタイトルの[ベジータに「魔訶不思議アドベンチャー]を歌ってもらいたい]ですが…。


・私とベジータについて


リアタイでドラゴンボールを読んでいた私にとって、ベジータは何とも気恥ずかしい存在でした。正確には人造人間編からのベジータは。


※ナメック星編ではその立ち振る舞い、死に際まで完璧に輝いていたなあ。「汚ねえ花火だ」、「じゃあ死ね」、惑星ベジータ消滅の真相を聞いた時の反応、自分を助けた悟飯に対して何でお前も攻撃しに行かなかったとの叱責、最期に大嫌いな相手にサイヤ人の敵討ちを頼んだ時の涙…、パーフェクト!!


人造人間編からベジータは過信から余計な事すんだよなあ。人造人間もセルも、ベジータの余計な行動によってより厄介な事になってしまい、「何がスーパーベジータだよ!!ああもう!!」「技の名前ばっかり無駄に考えやがって」と悶えたものです。希少なカッコいいキャラとして出て来てまんまとお気に入りキャラとなったトランクスも、セル(第二形態)を前に勘違いパワーアップをしてしまい惨めな最期を遂げそうになったりする(過去で死ぬとか、未来のブルマが泣くぞ!)のを「ベジータの息子なばっかりにこんな目に…」などと逆恨みに近い気持ちを抱いたりしました。(男女カプ好きの片鱗はもう見せていたので、ブルマとのやり取りは血眼で見ていました)(トランクスが本当にセルに殺されてキレて、敵うはず無いのにセルにかかって行った超良いシーン、庇った悟飯が怪我を負った為クリリンと一緒に「チッ」て思ってスマン。あれは私が悪かった…。あれはさ、ナメック星編での悟飯への「叱責」と対照的に「謝罪」になってて胸アツだよね…。9歳児に「あのベジータさんが謝るなんて」とか思われてしまって…)


そんな私は、セル編最終話掲載のジャンプを先に読んだ友人に思わず「ベジータはどうなったの!?」と尋ねていました。自分でも不思議でした。ドラゴンボールにはそこまで思い入れの無い友人の答えは「あ〜?なんかもう、戦わないとか言ってた?よ?かな?」というものでしたが私はかなり脱力しました。あの頃一番好きだった悟飯ちゃんの事、悟空の生き死にではなく、戦うべき敵もライバルも息子も喪ったベジータの事が気になって仕方なく、そして彼の「もう戦わない」という言葉の真意をあれこれ考えたのです。


その後は皆大好き(だろ?)ブウ編ベジータです。

この話の中でベジータは洗脳されちゃうワケですが、悪態をつくなどしてわざと洗脳のターゲットとなる振る舞いをした結果です。

いつもの余計な事しちゃうアレかと思ってしまいましたが、ベジータの最大の望みである「カカロットと戦う事」という願いを叶える為の「余計な事」だと分かり、今まで私がモヤついていたベジータの「余計な事」が全てこの為の伏線だったのかと思い直しそうな程心揺るがされました。


その後は皆大好き(でしょ?)自爆間際のアレコレやら合体のアレコレやら妻の乳やらチチの乳やらがあるワケですが、魔訶不思議アドベンチャーの話に戻ります。やっと戻ります。本題は短いです。



魔訶不思議アドベンチャーの1番の歌詞は広い世界と冒険への誘いが主たる文言ですが、2番は悟空自身についての内容です。

その中で悟空の戦いぶりについて「だけどパワーはハンパじゃない ジャン拳パンチにカメハメ波 どんな敵でもかないはしない」と歌われています。1番の、冒険についての歌詞では「妖怪変化もぶっ飛ばし」ですが、特に悟空について語っている部分では「やっつける」でも「絶対勝つ」でもなく「かないはしない」となる。これってつまり悟空は敵に「勝つ」のでは無く「負けない」って事ですよね?

ベジータ…アンタ…言っとったね…「あいつは勝つ為に闘うんじゃない、絶対に負けない為に闘うんだ(一部省略)」


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え?ベジータ?魔訶不思議アドベンチャー歌ってくれないかな!!!!?心情と歌詞がシンクロし過ぎてカラオケコンテストで絶対優勝出来ると思うよ!??



おわりです・・・。