東京ダートは、単勝549倍のヤマメ勝利の他、4Rでも13番人気の差し馬が3着。「何でもありな馬場状況」にも見え、基本的には手出し無用な感じもしますが、7Rに付け入る隙がありそうな人気馬が存在するため、1つだけ予想します。本当は東京10Rで前走展開不利だったメイショウウズマサやケイアイターコイズあたりの前残りにヤマを張りたかったものの、土曜の傾向も考慮し、安全策で見送りにしました。

<東京7R・1勝クラス>
軸 フィフティシェビー
本線 サクセスローレル、フルオール
穴 コースタルテラス
次点 ビヨンドザファザー、ミツカネヴィーナス
おさえ 5、6、7、14
人気のタヒチアンダンスは前走3秒以上の大差勝ち。ただし、キャリア浅い馬で多頭数内枠のため揉まれたときの懸念あり。サクセスローレルが無理に競らない戸崎騎手への乗り替わりで控え、2頭の行った行ったで共存してしまうのが怖いが、差せる馬場ということもあり評価を下げる。
軸は、軸、本線、穴に並べた4頭が一長一短で非常に迷った。
その中ではフィフティシェビーを軸として選択。好材料は以下5点。
・【人気】騎手もあってか6番人気と人気が上がり切っていない点
・【能力】3走前に人気の一角フルオールに先着しており能力的な面で不足ない点
・【馬場】差し馬が突っ込んでこれる馬場状況
・【ローテ】短縮ローテ
・【血統】東京ダート1600m得意のタピット産駒。この系統は土曜東京12Rのヤマメと同じ。
懸念は1600m以下の経験無く速い流れへの対応と、スタートの2点。後者は偶数枠での緩和を期待したい。
相手は前走好メンバーの中で、まず展開不利ながら粘ったサクセスローレル。ただし、これは近2走の人気薄から一気に2番人気と想定以上に人気が上がっている点と、乗り替わりで控える競馬を試したときに、1番人気のタヒチアンダンス同様に投げ出すリスクがあるのが懸念。
本線2頭前はフルオール。間隔を詰めながら上昇できるホッコータルマエ産駒で、距離実績もあり。前走展開に恵まれたわりにビヨンドザファザーに先着許している点、人気も3番人気とあまり落ちていない点、短縮後で特にローテに優位性がないことがマイナス。
穴はこのコース向きヘニーヒューズ産駒、短縮ローテのコースタルテラス。先行馬だけに今の馬場状況が微妙な中、能力的にギリギリな点が懸念。

 

<阪神12R・2勝クラス>
軸 ローウェル
本線 メイショウオーギシ、ワンダーイチョウ
穴 マーチリリー
次点 ラフリッグフェル、イルデレーヴ
おさえ 2、5、13、15
1番人気のキタノエクスプレスがやや人気先行型(2走前の1番人気時も無印にした)で、ここも最内枠で揉まれる危険性ありのため、これが力を出せないような競馬にヤマを張り、3連複10万馬券も含む穴狙い。
軸のローウェルは昇級後は4戦して10着以下の惨敗が3回、2着が1回あり。とはいえ、重賞・距離・展開と惨敗はいずれも理由付けできるもの。スタート決まらず前付けできないリスクはあるが、このコース得意なキズナ産駒、短縮、馬自身も勝利を挙げた条件ということもあり、巻き返しに賭けて軸に。
相手は軸同様コース好相性、能力的にも強いメンバー相手に好走を続けているメイショウオーギシと、しぶとさあり相手なりに走れそうなワンダーイチョウの2頭が本線。
穴は短縮ローテ後だが、3走前このコースで穴、前走は展開が厳しい中で差のない7着と粘ったマーチリリー。