天皇賞は軸馬を悩みに悩んで悩みまくって(昨日夜の時点で決まらず、今日朝も起きてすぐに決まらず、他のレースを全部終わらせて最後の最後で決断)、フェイムゲームを選択しました。

<京都11R・天皇賞(春)>
軸 フェイムゲーム
本線 シュヴァルグラン、アルバート
穴 アドマイヤデウス
次点 ゴールドアクター
おさえ 2、3、9、11、15
血統的にはトニービン保持の馬が特注のレース。また、例年よりも京都芝が重い印象もあり、昨日の京都も母父トニービンやハービンジャー、メイショウサムソンなど「重め」の血統の馬が好走。内が悪いわけではないが、ある程度ペースが締まったら差しが決まるのも特徴。例年先行馬が優勢のレースではあるが、今年の人気馬は前でレースをする馬。大阪杯のように先行馬にとって「無風」の展開になって立ち回り勝負になったらあきらめて、ある程度差しが届く展開にヤマを張る。軸候補で考えたのはフェイムゲームとアルバートで、この2頭で迷った。血統面より、この2頭はいずれもトニービン保持。ただし、やはりハーツクライとアドマイヤドンでは前者の方が天皇賞向きか。能力的にはフェイムゲームが昨年のこのレース好走から上位も、アルバートも大きな差はない。ただし、フェイムゲームの大きな不安は状態面。昨年もこのローテで好走はしているが、やはりダイヤモンドSからの直行というのはやや不安。ダイヤモンドSは特殊馬場&大外枠でトゥインクルに離されたことには不安はないが、悪い馬場の長距離戦で走ったダメージが抜け切れていないということも考えられる。強力な鞍上も含めたプラス面を重視してそれでも軸にしたが、半信半疑な面が残っているのも事実。相手は差し有利の展開になることを前提としたため評価するシュヴァルグラン。こちらも父ハーツクライ。もう1頭は前述のアルバート。2走前は雑な競馬で力の半分も出せておらず、前走はスローの流れが合わなかった。穴はこちらもトニービン保持のアドマイヤドン産駒で内でじっくり脚をためるアドマイヤデウス。


<東京8R・500万下>
軸 キングリオ(1着流し)
本線 アサクサスターズ、ギンパリ
穴 ココスタイル
次点 コピーライター
おさえ 1
軸のキングリオはこのコース有利な外枠、短縮。前走は400mの延長に加え、道中でまずアンリキャトルにまくられ、4角前には勝ち馬のジェイケイライアンに交わされる厳しい展開。3着に粘ったことを評価したい。相手は2走前からさすがにこのクラスでは上位のアサクサスターズと、短縮実績あってこのコース得意なケイムホーム産駒のギンパリの2頭が本線。穴は外枠、短縮、ダート替わりのココスタイル。


<東京6R・500万下>
軸 アーチキング
本線 デピュティプライム、ストリクス
穴 ファイナルコール
次点 ロワノワール
おさえ 8、9
似たような臨戦のファイナルコールとどちらを軸にするか少し迷ったが、アーチキングの方が人気が低い(8番人気)のと枠順を考慮してアーチキングを軸とした。勝利を挙げている距離への短縮。また、前走は負けた馬からも次走以降で巻き返す馬が多いレベルの高い1戦でもあった。相手はともにゲートさえ出ればこのクラス上位のデピュティプライム、ストリクス。穴は前述のファイナルコール。こちらは狙えるメイショウボーラー産駒の短縮ということもあって軸にしようか多少迷った。


<京都6R・500万下>
軸 カフジオリオン(1着流し)
本線 タマモユウトウセイ、メイショウナガマサ
穴 ウェーブキング
おさえ 4、7、15
上位7番人気ぐらいまでがほぼ一線の大混戦。人気馬の中でメンカウラーやワンダーヴァローレあたりの差し馬が届かず行った行ったの展開にヤマを張る。軸のカフジオリオンは近2走は逃げなかったのも裏目だが、前走は逃げていても厳しい前崩れの展開でもあった。3走前、4走前に結果を出している条件に戻り、他に人気のメンカウラーやタマモユウトウセイあたりにも近走で先着。鞍上が地味なこともあるか、人気も集中せず4-5番人気程度。相手は立て直したタマモユウトウセイと、短縮のメイショウナガマサの先行馬2頭。穴は前走が2~4着馬がすぐに勝ち上がるメンバーがそろっていた一戦で短縮のウェーブキング。