中山芝は内をあけて走っていた荒れ馬場状況から、コース変わりもあって一気に芝1200mの時計が1.07.4と高速に。オーソドックスな内枠や前に行ける組を重視する思考に戻しました。


<中山11R・ダービー卿CT>
軸 ガルボ
本線 ムクドク、ドナウブルー
穴 トウケイヘイロー
次点 スマイルジャック、ダイワファルコン
おさえ 5、9、12、15
内枠、もしくは先行馬重視。軸のガルボは注目血統に該当するが、馬自身もこのコースと相性が良い。ここ2走の成績や斤量もあり、実績のわりには昇級組よりも低い6番人気に甘んじている。2走前は外枠、前走は初ダートといずれも敗因は存在する。相手は同じく内枠で注目血統、これも前走OP勝ちにもかかわらず昇級組よりも人気が低いムクドク、内枠のドナウブルーの2頭が本線。穴は先行力ありこのコースでも好走実績あるトウケイヘイロー。


<中山9R・春風S>
軸 キクノフレヴァン
本線 スズカジョンブル、タイセイファントム
穴 ラフアウェイ
次点 トーセンナスクラ、オリオンザポラリス
おさえ 1、4、6、15
軸のキクノフレヴァンは11番人気と人気は全くないが、休養明けの前走で、まずまず揃ったメンバー&ベストより長い距離の中7着と健闘。能力的に十分に通用可能。また、短縮で穴を出した実績もあり、短縮適性も高い。相手はこれも短縮好走実績あるスズカジョンブル、タイセイファントムの2頭。穴は大外枠からスムーズに行けたときのラフアウェイ。


<阪神10R・マーガレットS>
軸 タイセイドリーム
本線 アットウィル、エールブリーズ
穴 マイネルエテルネル
次点 ノーブルコロネット、プレイズエターナル
おさえ 3、12、14
やや短縮重視。軸のタイセイドリームは1600mからの短縮。短縮経験は一度あるが、このときは4着とはいえ京王杯2歳Sでのものであり、馬券にはなっていないが一定の短縮実績は示していると考える。相手は同じく短縮で、こちらは内圧倒的有利だった前走で大外枠からの発走で6着と健闘したアットウィル、能力上位で注目血統に該当するエールブリーズの2頭が本線。穴は短縮のマイネルエテルネル。


<中山7R・500万下>
軸 フランスギャル
本線 デプロマトウショウ、シルクオフィサー
穴 タツフラッシュ
次点 マスターエクレール、シゲルアボカド
おさえ 1、4、7、9
ある程度ペースが締まる想定。軸のフランスギャルは他力本願型追い込み馬。ケイムホーム産駒は本コースと相性良く、馬自身もこのコースでの好走実績がある。相手は短縮適性高く血統もコース向きのデプロマトウショウ、差せる馬で軸馬が来る展開ならばセットで好走しそうなシルクオフィサーの2頭。穴は好凡走の波が激しく短縮のタツフラッシュ。


<中山12R・1000万下>
軸 ヤサカシャイニー
本線 ケンブリッジヒーロ、リビングストン
穴 シルクパルサー
次点 ツインクルスター、ハワイアンシュガー
おさえ 1、6、7、14
内枠やある程度前に行ける馬重視も、人気のツインクルスターが逃げ馬のため、これを早めに追いかける可能性もあってやや展開が読みにくい。また、近走不振馬や芝実績のない馬が複数おり、このクラスにしてはメンバーが低調なのも特徴。軸のヤサカシャイニーは近走の着順が非常に悪いため、一度このコースでこのクラスを勝っている実績があるにもかかわらず8~9番人気と人気薄。アドマイヤジャパン産駒はこの馬の他にもシーブリーズライフがこのコースで穴激走しており、このコースとの相性が良い。ある程度前につけられる脚質も現在の馬場状況向き。相手は特に4~5走前が評価できる内容で、このメンバーなら普通に上位のケンブリッジヒーロ、短縮で内枠のリビングストンの2頭が本線。穴は2走前が内枠有利の中で外差しで見せ場を作った好内容で、前走は一気の400m延長と、ここ2走苦しいシルクパルサー。本来は軸以上に穴印の方が買い材料があるが、土曜の中山の馬場状況を考慮して穴印にとどめた。