中山芝、阪神芝ともに、例年と大きく差がなさそうな馬場なので楽しみです(特に中山芝)。小倉は2つとも「中京芝14の前崩れの展開で沈んだ短縮の馬」を軸にしました。


<中山11R・中山記念>
軸 リアルインパクト
本線 シルポート、ダイワファルコン
穴 カリバーン
次点 トーセンレーヴ、アンコイルド
おさえ 7、12、14、15
内枠重視。ここは1~3番人気が全て7枠より外に入ったため、全ておさえに回して内~中枠重視でヤマを張る。軸には2年連続でリアルインパクトを選択。ディープインパクト産駒のわりには器用な競馬ができる馬で、ゆえに中山適性も高い。7番人気とさほど人気にもなっていない。前走は内枠が圧倒的有利なレースだったため、惨敗も気にならない。相手は単騎逃げで前走は展開と馬場が合わなかったシルポートと、中山適性高いダイワファルコンの2頭が本線。穴は内枠で本来の先行策ができたときのカリバーン。


<阪神11R・阪急杯>
軸 ブライトライン
本線 ロードカナロア、サンカルロ
次点 オリービン
おさえ 2、4、8、10、11、12、16
内枠、短縮重視。軸のブライトラインは内枠、短縮で、かつ短縮実績があり、注目血統に該当と、いずれも条件を揃えたため軸に。相手は能力上位のロードカナロア、「短縮か阪神芝14で買う馬」で、「阪神芝14」に該当するため買うサンカルロの2頭が強力。次点に、前走の阪神Cで外差し・短縮優勢レースで内枠、延長で苦しんだオリービンを置く程度で、他はすべておさえに回す。


<中山10R・ブラッドストーンS>
軸 ダンシングマオ
本線 エイコオウイング、トーセンナスクラ
穴 ケージーハヤブサ
次点 ハッピーカオル、タマブラックホール
おさえ 4、7、11
短縮では6戦して4回馬券になり、全て掲示板に載っている短縮巧者のダンシングマオが軸。相手は注目血統で前走厳しい展開だったエイコオウイング、中山適性高いトーセンナスクラの2頭。穴は短縮のケージーハヤブサ。


<中山12R・1000万下>
軸 ローブドヴルール
本線 ローレンルーナ、シンキングマシーン
穴 シャラントレディ
次点 トレボーネ、ケンエンブレム
おさえ 3、4、12、13
注目血統のローブドヴルールが軸。人気になりにくい傾向にあり、今回も8番人気程度。2走前で最低人気で3着に激走後、前走は強力なメンバー相手に6着と、能力的には全く引けを取らない。相手は短縮で先行できるローレンルーナ、コース実績あるシンキングマシーンの2頭。穴はコース実績、短縮実績いずれもあるシャラントレディ。


<中山7R・500万下>
軸 ツクバリンカーン
本線 ジョアンシーピン、ナカナカ
穴 アポロオラクル
次点 マンセイグレネード、チェリーペトルズ
おさえ 2、3、6、12、16
内枠重視。軸のツクバリンカーンは内枠で短縮。前走はダートで度外視、2走前は重賞と、ここ2勝は楽な条件ではなかった。相手はまずまずの枠で短縮のジョアンシーピン、枠順不利の中で4着と走った前走からもこのメンバーでは上位のナカナカの2頭が本線。穴は内枠、短縮のアポロオラクル。


<阪神2R・未勝利>
軸 カイトケイラー
本線 タイザンホクト、ホッコーアムール
穴 ダノンチャコ
次点 トップメダリスト、トゥルーピース
おさえ 7、8、11、12
芝、ダート問わず穴連発の注目種牡馬フサイチリシャール産駒のカイトケイラーが軸。血統や前に行ける脚質からも、ダートで変われる可能性は十分にあると判断した。相手はダート戦での期待値高いスタチューオブリバティ産駒のタイザンホクト、ホッコーアムールの2頭。穴は短縮のダノンチャコ。


<小倉12R・周防灘特別>
軸 フィリラ
本線 キタサンエピソード、タマモコントラバス
穴 タマニューホープ
次点 マヤノリュウジン、メイショウハガクレ
おさえ 2、9、11、12、18
軸のフィリラは短縮実績がある短縮の馬。前走は、アイムヒアーが途中から飛ばし、さらに4角でデンコウジュピターがまくる展開で先行馬には非常に苦しい展開。2走前も同じ中京芝14の差し決着で苦戦しており、ここ2走はともに苦しい状況下にあった。実績のあるコースで見直す。相手は特注血統のキタサンエピソード、タマモコントラバスの2頭が本線。穴は混戦向きのタマニューホープ。


<小倉8R・500万下>
軸 キーパップ
本線 ケイツーノース、カレンシェリーメイ
穴 レヴァンタール
次点 ミヤビリファイン、バラードソング
おさえ 2、3、10、15
軸のキーパップは短縮実績がある短縮の馬。初芝だった前走は、中京芝14で多い前崩れの展開の中ラスト100mまで粘りこんだもので、上々の内容だった。相手は混戦向きケイツーノースと、小倉変わりは良さそうなカレンシェリーメイの2頭。穴は人気になりにくいが能力的には上位のレヴァンタール。