徐々に過去のペースで予想できるようになってきたものの、今年は年間を通して多忙(特に4~7月)だったこともあり、購入金額は昨年比60%(一昨年とほぼ同じ)と減少。


収支は、さすがにオーシャンSの3連単260万があったことが影響して回収率144%と近年最高の数字。特に多忙であまり買えなかった4~7月、「軸4・5着病」に悩まされた10月、「相手抜けに次ぐ相手抜け」に陥った11月に収支を悪化させましたが、予想R数を過去レベルの1日5~6R前後に戻した12月に立て直せたこともあり、ひとまず来年につなげられる締め方ができました。



【今年の軸馬成績】
全体 [26 20 20 212] 単回収142%、複回収 99%、1着率 9.4%、3着以内率23.7%
1着軸 [ 9 5 4 33] 単回収140%、複回収 95%、1着率17.6%、3着以内率35.3%
3着軸 [17 15 16 179] 単回収143%、複回収100%、1着率 7.5%、3着以内率21.1%


複勝回収率は、2年連続100%に届かず。ただ、昨年の反省時に複勝購入をやめることを宣言後、3連複均等払い戻し多点買いの「複勝もどき」に変えましたが、オーシャンSや根岸Sなど配当が跳ねることもあり(抜けもありましたが)、一定の効果はありました。


また、今年は単勝が好調。
1着軸の単勝回収率が100%を超えたのはこれで5年連続ですが、例年と異なるのは3着軸も勝ちきった点。一発によるものではなく、月単位で回収率100%を割ったのが4月と6月のみ(4月と6月は忙しすぎてそれぞれ月で8R、5Rしか予想できなかった)で、残る10ヶ月でプラス回収率。ただ、勝率を考慮すると、3着軸の方はやはり連敗数も多くなりそうで、来年も同じように月単位が安定してプラスになるかはかなり微妙です。


なお、特に今年の成績を牽引したのは「重賞」と「2歳戦」です。
重賞 [8 7 10 59] 単回収203%、複回収143%、1着率 9.5%、3着以内率29.8%
2歳戦 [2 3 4 11] 単回収110%、複回収159%、1着率10.0%、3着以内率45.0%



【課題】
(1)「相手」の精度
今年特に目立ったのが、「本線抜け」「ヒモ抜け(無印馬の割り込み)」。


前者については、本線(○▲)と次点(△)の成績を並べると一目瞭然です。
本線:[85 79 48 340] 3着以内率38.4%、単回収 72%、複回収 77%
次点:[68 54 62 534] 3着以内率34.5%、単回収122%、複回収105%
本線の方が人気馬を選択しているため、好走率は高いものの、妙味が段違いです。


後者については、特に11月がひどく、OP以上だけでも以下5例ありました。
京阪杯:ハクサンムーン軸も、シュプリームギフト抜け
ファンタジーS:サウンドリアーナ軸も、アメージングムーン抜け
京王杯2歳S:カオスモス軸も、1、2着馬抜け
東スポ2歳S:インプロヴァイズ軸も、レッドレイヴン抜け
福島2歳S:シーブリーズライフ軸も、ディアセルヴィス抜け


「本線」の精度については、安易に人気馬を評価しすぎなところがあるのではと考えており、危険な人気馬が否かの精査により力を注いでいきます。


「ヒモ抜け」については、購入点数によりメリハリをつけることによって、拾って行った方が効果的と判断した場面では広げていくことを考えています(もともと、多点買い推奨派でもありますが)。


(2)夏競馬
収支としては、小倉の成績でわずかにプラスになったものの、プラスになった週がとても少なく、今年も低調。特に、札幌&函館は、ほとんど手を出さなかったですが、軸が[0 0 0 10]と1頭も馬券に絡まず、今年も全くダメでした。よって、今年もまた課題として挙げます。
来年の北海道は函館のみであるものの、後述の【目標】の(2)なども絡めながら、もう一度「どのように予想を組み立てていたら当たっていたか?」を問い、克服していきたいです。



【目標】
(1)「1着軸」の増加
ブログのタイトルを否定するようですが、より多く「1着軸」を使おうと思っています。
具体的には、基本的には6~7番人気以下の穴を3着で、というのは変わらないものの、サンカルロに代表されるように「妙味の高そうな3~5番人気」を1着軸でというパターンも多く試行していきたいと思います。


(2)未勝利戦など早い時間帯のレースの効果的な使用
12月3週ぐらいから、シニスターミニスター企画(?)などで多少前半レースからもピックアップしていますが、未勝利戦における初ダートや、血統や臨戦的に面白いのを見つけたら積極的に買っていこうと思います。
ちなみに、これは本来今年の当初から行いたかったのですが、多忙だった関係もあって持ち越したものです。


(2)についてはまだ結果が出ていませんが、うまく使えば特に例年不調な夏競馬への良い武器になるのではと考えており、多少結果が出ない時期が続いても継続して行います。未勝利戦の初ダートについては、以前2012/1/26メルマガ↓で記載のポイントなども踏まえながら選別します(また集計しなおそうと思いますが)。
http://archive.mag2.com/0001355232/20120116200000000.html


今年は、2009年から続く年間プラス収支を4年連続まで延ばせましたが、上記の目標に挙げた項目など幅を広げることに挑戦し、まだまだ上を目指していきます。なお、「Cross Bias Analyser」の2013年更新版や、「メルマガ」の定期送信の復活なども、目標のひとつです。


今年一年、ありがとうございました。